映画「SHORT EYES」のサントラです。
(2007-01-17)
私は、映画「スーパー・フライ」の映画の中で素敵な曲が流れていることからカーティス・メイフィールドを知りました。なんとソウルミュージックの大御所だったのですね。このアルバム『ショート・アイズ』も1977年の映画で、サントラをカーティス・メイフィールドが担当しています。「ショート・アイズ」とは、児童暴行犯を指す隠語だそうです。プエルトリコ人や黒人ばかりの刑務所に白人の「ショート・アイズ」が収監されるというドラマだそうです。映画のほうはともかく、アルバムに収められた曲は、2曲目の「BACK AGAINST THE WALL」がいいですね。聴き応えのある曲ばかりです。ファルセットボイスとギターのカッティングが実にかっこいいんです。
Superflyに次ぐCurtisのサウンドトラック
(2006-08-22)
Superflyという映画音楽のサウンドトラック制作で成功を手に入れたCurtis Mayfield。そんな彼がまた再びブラックシネマ"Short Eyes"のサウンドトラックを手がける事となった。僕はこの映画をまだ見ていないのだが、人種混合の監獄モノの映画らしい。Curtis自身も囚人の役で出演していて、アルバム1曲目に収録されている、"Do Do Wap Is Strong In Here"を演奏するシーンがあるとの事。このタイトル"Short Eyes"と言うのは、幼児虐待者とLSDの隠語の2つの意味合いを兼ねているらしい。
前作、前々作とサウンドが穏やかなものに変わり、愛をテーマに作品を仕上げたCurtisだが、今回はシリアスな映画のサントラだけあって、昔のようなスリリングな緊張感溢れる楽曲が多く、昔のCurtisのサウンドが好きな人にとっては嬉しいアルバムだと思う。1曲目"Do Do Wap Is Strong In Here"の土臭いファンクサウンドはやはりクールでかっこいいし、2曲目の"Back Against The Wall"は、名作"There's No Place Like America Today"の時のような音の隙間が広く、全ての音が美しく絡まり合うシリアスなバラード。他にも"A Heavy Dude"や"Short Eyes 〜 Freak, Freak, Free, Free, Free"なんかも完成度の高い素晴らしい曲だ。
ただ一つ残念な所は、そのスリリングな緊張感が最後まで続かない所。でもこういったドラマティックな要素を持つCurtisのサウンドはやはり僕も大好きだし、時々聴きたくなるアルバムではある。