名作!
(2007-04-26)
ニューソウルの旗手カーティスメイフィールドの個人名義一枚目。
一曲目のダビーで幻惑的なスポークンからもうゾクゾクします。インプレッションズ時代よりも、より劇的でファンク血中の高まった作風と、カーティスのあの声がバランス良くマッチしてます。これでもか、というほどのブラック・フォー・ブラックな詩も胸を熱くさせます!
五曲目のMove On Upはモッドファーザーことポール・ウェラーがカバーしてヒットした曲でもあります。
何にせよ、黒人音楽を聴く上で避けて通れぬ一枚だと思います!マスト!
Curtis Mayfieldの原点
(2006-05-08)
自社レーベルCurtomの設立。そして、Impressions脱退。それを経て1970年に発表されたCurtis Mayfieldの初のソロアルバム。
Curtis Mayfieldと言うアーティストの、最も大きな特徴というのが、一つの作品全体がまるで映画のような、美しい豪華なサウンドを奏で、その上に自らの信念・自由・平和・愛等のテーマを載せ、聴く者に言葉を投げかける、と言った音楽を創作する事だろうと思う。
そしてCurtisのそういった音楽に対する姿勢の原点となる作品がこの”Curtis”だと思う。
全体的なサウンドは、Curtis在籍時の、後期Impressionsの感じに似ていて、都会的でスリリングなストリングスやホーン隊、その他ハープ等を使用した、豪華なサウンドオーケストラで締められる。それに加えて、ソロの特徴として、ワウギターによるカッティングやパーカッションを多用した、土臭いファンクサウンドが上手く融合されている。
1曲、1曲がとてもクオリティの高い名曲で、ポジティヴな高揚感に満ち、ポップである為、非常に聴きやすいアルバムだと思う。
特に、”Move On Up”はCurtisの残した多くの名曲中の名曲。
嫌でも、その高揚感溢れるサウンドに、身体の中の血が騒いでしまう。
70年代ニューソウルの代表作
(2005-06-13)
という評価はもう嫌と言うほどされまくっているアルバムです。
で、問題となるのは、70年代ニューソウルって何?と言う事です。
ここでレコードコレクターズとかでお勉強してニューソウルのなんたるかを理解するのも正しい音楽ファンのあり方だと思いますが、考えようによってはそれがかえって理解の妨げになるかも知れません。なにも音楽聞くために公民権運動だのベトナム戦争云々まで考慮することもないでしょうしねぇ。
そういった要素をすべて抜かして、このアルバムが後世にどれほどの影響を与えたとかの先見性とかも抜かして、ただ純粋に聞いてみて欲しい。
だまされたと思って聞いてみなと言って、後で感謝されるたぐいのアルバムであることは補償致します。
カーティスの再出発作
(2004-09-07)
インプレッションズから脱退してからのファーストソロアルバムです。インプレッション時代から、メッセージをこめた曲を歌っていましたが、それを更に深化させつつ、サウンドもカーティス流ファンクの出発点となっています。ファンク、バラード共良い曲満載です。カーティスは、このアルバムからゼアーズノープレイスライクアメリカトゥデイまで、すこしずつ変化させながら、突っ走っていきます。このアルバムでピンと来た人は、是非他のアルバムも聞いてみてください。
マストでしょう
(2004-02-20)
「move on up」というバケモノのような名曲が入っていることだけをとってもこの一枚は聴くべきです。疾走するホーンに彼の裏声が乗り、サビへと展開していくこの曲は、やはり奇跡的です。カーティスの作品はセールス面だけをとると見えない影響を、幾多のミュージシャンに与えているわけですが、その象徴とも言うべき曲です。彼の場合、その膨大な作品群についてアルバム単位で語るのも骨が折れるので、あえて絞ってコメントさせて頂きます。