超絶トリオ、再び!
(2006-12-04)
当代のジャズフュージョン界の中でスリートップを形成するスコット・ヘンダーソン(ギター)、スティーヴ・スミス(ドラム)、ヴィクター・ウッテン(ベース)によるスペシャル・プロジェクト「Vital Techtones」の第2弾です。2000年発売。
前作「Vital Techtones」では超ド級の超絶技巧の限りを見せつけてくれた3人。スーパープロジェクトの常として、第2弾は前作の出来を上回ることは至難のワザであることは歴史がことごとく証明してきました。ところが、歴史にも例外というものが存在することをまざまざと見せつけてくれたのがこのアルバムです。前作で感じられた窒息寸前の張りつめた緊張感こそやや薄らいだものの、呆れるほどのボルテージの高さ、最後まで全力で疾走するドライブ感、そしてプロジェクトの「肝」である3者の超絶技巧の嵐と、聴く者の期待感を大きく上回る出来ばえです。
前作では初期「トライヴァル・テク」を思わせる近未来的なジャズ/フュージョンという感じでしたが、この作品ではややファンク色が強まったように感じます。これはウッテンの発言力が増したためでしょうか。でも、そんな些細なことは超ド級のプレイの前を前にしては、まったく無意味でしょう。ただ、ひたすら意識を無にしてスーパープレイに身を任せましょう。
感激!
(2006-02-19)
とりわけ、1曲目のVTT、ビクターウッテンのベースソロは
圧巻。全曲に渡ってベースの重みを感じるアルバム。
GHS3のフランクギャンバレのギターフロント的なアルバムと対比できて
面白いです!
強力かつ重量感のある超絶プレイが楽しめるアルバムです
(2004-09-17)
gのスコットヘンダーソン、drのスティーブスミス、bのヴィクターウッテンという各々のバンドを持つ超絶技巧メンバーによるセッションアルバムの第2弾です。サウンド的には、1stを踏襲し、強力なリズムセクションをバックに、破壊力あるgを展開する硬派なフュージョンになりますが、1st以上に、強力(凶暴?)かつ重量感のあるb、drが楽しめるのが特徴でしょうか。何といっても、セッションアルバムであるにもかかわらず、アルバム冒頭は、無茶苦茶格好いいベースソロから始まりますので。
1st同様、決して、コマーシャルではありませんが、超絶技巧が楽しめる聴き応えのあるアルバムであり、硬派フュージョンが好きな方にお奨めのアルバムです。
確かに素晴らしい
(2003-09-13)
確かに素晴らしい。
が、手癖というわけではないが、もう少し個性があっても良いような気がしました。
さらに、疾走感もあればと思いました。
1998年の第一弾VTTとの違いがすごい!
(2002-12-29)
第一弾VTTとの違いは3人が完全に対等に勝負ししかも互角にわたりあっているところ。しいていえば、スコヘンがやや押され気味か。bとdsががっちりと土台を築き、その上にスコヘン気持ちよく乗っかりたいところだが、bとds、そうはさせじと時々揺さぶりをかけてくるので、そのときばかりはスコヘン必死でしがみつく、そんな、調和と緊張の連続がキキドコロ。ロブストでクリスピーな路線はさらに過激になり、3人の一体感はやや希薄になって、その分、真剣勝負っぽいところが増えた。充実したスタイル感が前作より完成度を高めており、多分ジャズ側からはいってくるリスナーの耳に心地よいと思う。もっとも違った意味で前作にも星5つあげるんだけど。