Brian Enoの脱ロック宣言の始まりです。
(2008-01-23)
Brian Enoの脱ロック宣言の始まりとなっていく作品です。それまでのEnoのグラムロック的な要素がほとんどなくなり、この作品では実験的要素が濃厚です。ライナーには二台のオープンリールのテープレコーダがテープループでつながれている図が載っています。Enoはこの装置により一種のディレイ効果を得ています。一言でいうと、強烈な催眠作用があるのです。曖昧なタイム感覚の中で次第に麻痺していくような錯覚に陥ります。おすすめは2曲目のFullness of windです。この曲は、J.Pachelbelのカノンからのもので曲自体はポピュラーなのですが、例のテープループシステムの成果で睡眠作用の強い曲に仕上がっています。眠れない夜にぜひ!
聞く方によって違うと思いますが・・・
(2005-01-12)
私はBrian Enoさんのこの作品を聞くと、言いようも無い不安感を覚えます。聞き出してから終わりにちかずくあたりの10分前くらいから、不協和音というか、とにかく不安感にかられてしまいます、何ででしょうか(笑)
初アンビエント大作
(2002-06-18)
交通事故で入院したイーノが、友人のもってきたハープ音楽のレコード(テープ?)を再生した際、スピーカーが壊れていて、聞こえるか聞こえないかの音量でハープ音楽が流れたという一件が、アンビエント音楽を実際にそれと意識して作るようになったきっかけ。それで、このアルバムはそのインスピレーションの実践であり、イーノの主宰するオブスキュア・レーベルの第一作でもある。実際にアンビエントらしい音をしているのは、30分にもわたる表題曲のみで、あと3曲は「パッヘルベルのカノン」を題材にした、ある種試行錯誤みたいなもの。30分もあるということで、アンビエントとしては申し分ない時間なんだろうけど、やっぱり後の「エアポート」ほどの、浮遊感はないかな。「エアポート」に比べたら3年前と!い!うこともあって、やや練られていない感じかも知れない。「エアポート」の次にどうぞ。
BGMに最適
(2001-10-30)
ほぼ、30分間にわたる”discreet music”という曲 ENO 自身の云う 聞こうと思えば
聞けるし無視しようと思えば無視できる音楽 と残り24分間、あのパッヘルベル
のカノンを重苦しくした変奏曲という組み合わせの作品。
discreet music という曲はfripp and eno のevening starというアルバムに
"wind on wind"としても入っており、その曲が長く長くなったもの。
色の無い日本の墨絵を思わせるような穏やかな繰り返しの音楽です。
勉強したり、本を読んだりBGMに最適です。