フリーキーなジャズロック
(2006-09-09)
人間の極限に挑むかのような、激しいインプロ。メロディアスとフリーの間で振幅するショーター、リズミックなジャングルに掻き分け入るかのような、ミロスラフ・ヴィトウスの生ベース、中期・後期に見られるようなパラダイス志向ではなく、60年代の制御不能な、どフリーでもなく、1点をみすらえ、人類の未来に永遠の可能性みたような音楽。いつも音楽を聴かないときでも、どこかできになっているアルバムです。
衝撃のデビューアルバムをライブで追体験
(2004-02-08)
グループ名と同名のアルバムタイトルで衝撃のデビューを果たしたウェザー・リポート、この作品は同グープ2作目の作品となる「I Thing The Body Electric」を発表する前、初来日を果たした時のライブ音源を記録したアルバムである。この時の演奏はジョー・ザビヌルの手によって編集され、後日、2作目のB面に収録されることになるが、このアルバムでは、編集前の初来日時のステージの模様が忠実に再現されている。以降、3作目、4作目、5作目と試行錯誤を繰り返しながら、ジャコ・パストリアスを加えたメンバーで録音した「ブラック・マーケット」「ヘビー・ウェザー」でフージョン・バンドとしての地位を確固たるものにしたウェザー・リポートだが、その初期のライブ音源を忠実に再現したこのアルバムは、傾聴に値する。