これをNINの頂として問題無い
(2008-07-31)
やり尽くした後の虚無感
自分自身は大金持ちになり富も名声も得た。
トレント・レズナーが考え抜いた末、音楽とひたすら真摯に向き合って作り出した
のがこのアルバムだ。
ピアノ、声、インスト、いったい派手な装飾無しで自分がどれだけ出来るか?
またリスナーがどれだけついて来れるか?
一つのものさしにする事も出来るだろう
99年、自分自身に自分自身で区切りを付けた最高傑作。
葛藤
(2007-08-14)
2枚組・全23曲手抜きなし。
ノイズと爆音とそして静寂…
とっつきにくい音楽かもしれないけど、心のもやもやがそのまま音楽になった感じ。
あまり入り込みすぎるとこっちまで苦しくなってきます。
こんな音楽はNINにしか作れないでしょう、その中でも最高傑作のアルバム。
90年代ロックの極北
(2007-04-21)
圧搾ビートに捻れたリズム、ノイズの波にキャッチーなメロディー。テクノ、ファンク、メタル、ヒップホップ、クラシック、民族音楽、パンク、となんでもありの音楽サーカスのよう。これだけ混ぜても作品として破綻させず、しかもnin色はしっかりでてる。天才トレントの面目躍如である。本アルバムはninの最高傑作であると共に90年代のロックの極北である。ニルヴァーナよりも音楽センスにすぐれ、レディオヘッドより色んなジャンルに手をだすのも早かった、トレントの成した偉業に耳を傾けては?
最初は分からなかったけど・・・・
(2007-03-30)
初ナインインチがこのアルバムでした。
あまりにも難解で、最初はどこがいいのか、正直分かりませんでした。
でも、しつこく何度も何度も3ヶ月くらい聴き続けていたら、
急にこのアルバムの良さが理解できるようになったのです!!嬉しい!
キャッチーな曲は少ないし、とても暗いけど、la merのような美しさと混沌が混じったような曲もあって大作であり傑作です。
1曲1曲というよりアルバム全体を通して、一体化した作品なので、時間のある時に全ての雑念を排除して、集中して聴く事をお薦めします。
本当にこのアルバムに出会って良かったです。
音楽の視野が半端じゃなく広がりました。
何回も何回も聴いていくうちにどんどん惹かれていくのが分かります。
あれから早8年。未だによく聴いています。
影の20世紀を締めくくるにふさわしい名盤?
(2007-02-08)
前作『The Downward Spiral』から実に5年ぶり発表になる、2枚組みの大作。
今回も前作と似てもつかない仕上がりになっていて、
このアルバムを一言でいうなら、『虚無』って言葉が似合うと思う。
サウンドは前作や前々作のノイズ音がほとんど無くなって、音が分厚くなった印象を受ける。
このアルバムは全米チャート1位を記録したが、その当時すごく話題に登ったというわけでもなかった。
世間的には前々作『Broken』や前作『The Downward Spiral』の方が評価が高く、
また上の二つよりもより鬱でとっつきにくいけど、
それを理由にこのアルバムを切り捨てるのは絶対にもったいない。
個人的にはDisk1(LEFT)では、虚無と衝動の(2)、ダークでミドルテンポの(4)、本作で一番聴きやすい部類の(5)、
『虚無』なタイトルナンバーの(6)、美しいインスト曲の(7)、交錯するピアノが美しい(11)、『LEFT』を締めくくるに相応しい(12)。
Disk2(RIGHT)では、心地いいビートと韻を踏んだ(2)、本作隋一のハイテンポナンバーでグラミーノミネートされた(6)、
面白いリズムの(9)、物凄い振動ビート(10)が特に好きなところです。
『Nine Inch Nails』に興味を持って、どのアルバムを買おうか悩んでいる人がいたら、
特別な事が無い限りこのアルバムから聴くのはあんまりオススメ出来ない。
このアルバムを最初聴いた時、良くも悪くも『なんだこれ…?』って気分になりました。
そうだったとしても、今では何度も聴くうちに凄いと思うようになったし、今まで聴いたアルバムで
これほど飽きがこないアルバムはそうそう無いのでは…。
また、国内盤には歌詞カードと長ったらしいライナーは付いていますが、
曲の翻訳は全然されていなくて、ボーナストラックも無いですので、
買うなら輸入盤の方が安上がりでオススメですね。
4月にニューアルバムが出るようなので、
今年も彼らには期待ですね。