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JuJu お気に入りに追加

出版社・発売元:

Emi Japan

媒体: Music
ランキング: 38702
発売日: 1999-04-29
レビュー (Amazon.co.jp)
   ウェイン・ショーターがこのライヴをレコーディングした1964年、彼はアート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズで数年間活動した経験から、自分自身をサックス奏者兼作曲家として自覚していた。このライヴではピアノにマッコイ・タイナー、ドラムにエルビン・ジョーンズ(2人とも当時一世を風靡していた、ジョン・コルトレーン・カルテットの主要メンバーだった)との競演だが、『Ju Ju』はショーター独自の個性だけでなく、コルトレーンとの共通点もよくわかる1枚になっている。彼もコルトレーン同様複雑なラインとハードなサウンドを好むが、ショーターの方が正統派の曲作りを指向しており、コルトレーンの濃密な音楽にはない、日常的な感情が彼の音楽には感じられる。ショーターは曲の盛り上げ方を熟知しており、メジャーとマイナー、協和音と不協和音、異なるリズムといった、対照的な2つの要素をうまく組み合わせて、不安と陽気が入り混じる複雑なムード、緊張と歓喜が交錯するスイングを作り出している。この構成はタイナーとジョーンズにもぴったりはまったようで、2人とも個性を発揮しつ「Ju Ju」には緊張感を、打って変わって「Yeso or No」にはリラックス感を、そして「House of jade」にはオリエンタルな雰囲気をほんのりと加えている。(Stuart Broomer, Amazon.com)

カスタマーレビュー

色々ご意見はあるのは覚悟で…。  (2007-03-01)
ポストコルトレーンだの、マイルスバンド在籍時に二日酔いでレコーディングに来てT.ウィリアムスに殴られただの逸話に尽きない御仁、“NATIVE DANCER”での音楽的な意味での飛躍、その後のウェザー以降での活躍も十分に知られるところですが、御仁名義でのアルバムでは、最も自分がまわした回数が多い作品です。
1曲目のイントロから、当時としては、いや、現在でもやはりインパクトはあり、何といってもB.マルサリスもちょっとだけタイトルを変えて(ORとANDの違い、日本人には理解できないニュアンスのような気も…)カヴァーした曲も入っており、E.ジョーンズのポリリズムもTOO MUCHにならずに聴き入ることができるので、私自身は4に漬かっていた時期としては最高の出来だと考えています。“SPEAK NO EVIL”もいいですが、当時の御仁が凝っていたある意味での難解さが溶けているように感じます。
参加作品も極めて多数に亘り、何から聴こうか迷っている方には是非お薦めしたい作品。

ブルーノート2作目の人気アルバムです  (2006-01-07)
64年発表の、ウェインショーターにとってブルーノート2作目のアルバムでバックでは当時のジョンコルトレーンカルテットに在籍したpのマッコイタイナー、drのエルビンジョーンズがプレイしています。ショーターを始め、タイナー、ジョーンズのプレイももちろん素晴らしいのですが、やはり聴き所はショーターの作曲能力ではないでしょうか。当時のショーターが影響を受けていた黒魔術を題材にしたミステリアスな1曲目やジャズロックぽい5曲目を始め、ショーターの人気曲が収録されています。
ショーターの作る楽曲を、腕利きたちの素晴らしいプレイで聴けるアルバムです。


仮想コルトレーンにして完璧なショーターサウンド  (2005-02-28)
マッコイ・タイナーとエルビン・ジョーンズを擁しながらコルトレーへのオマージュやエピゴーネンに終わらないショーターの個性が強く打ち出された傑作。標題曲JujuやYes or Noが有名だが、高校二年の時に偶然FMで聴いたMahjongが印象的で忘れられない。曲名からして、マージャンなんておよそ題材にもなりそうにないし、いったいなんのことやらといぶかしく思ったものだ。ところが、なかなか渋く盛り上がりのある曲想に感心した。当時まだ知らなかったモードという手法であることも後から知ったのだが、ジャズの不思議さを刷り込まれモーメントであったといえそうだ。まもなく、本格的にジャズを聴き始め、例に漏れず帝王マイルスに興味をもった。そしてショーターがマイルスのコンボにマイルス・イン・ベルリンから参加していることもわかり、ますます興味を持ったのだった。ジャズとの出会いの時期に聴いた1曲がこれほど新鮮な感動を与えたのは、やはりショーターの個性と並外れた才能のなせる業なのだろう。

「Yes or No」でトリコじかけに  (2004-08-30)
 まだジャズに詳しくなかった頃に出会った一枚。当時はマイルスを聴いていて、その中でショーター作った曲が気に入り、ショーターアルバムを揃え始めた。とにかく「Yes or No」がカッコいいなぁ~なんて聴いていた。今思うと、この曲はコルトレーンのアトランティック時代の曲作りを踏襲したものだと思うが、コルトレーンとショーターでは音色もタイム感も違うため、しっかりとショーターの個性が出ている。「Yes or No」に限って言えば、フレーズ自体はかなりの部分が最初から決められていたのかもしれない。それは、普段のショーターのアプローチはもう少し抽象的だから。コルトレーンの「ジャイアント・ステップス」のオルタネイトテイクを聴くと、大体フレーズの流れが決まっているのが分かるから、ショーターもここではかなりの部分のフレーズを事前に用意していたのではないかと推測できる。(この曲のオルタネイトテイクあればなぁ)この曲は本来呪術的な曲作りをするショーターにしては異質である。

 他の曲でもコルトレーンカルテットのメンバーに煽られて水準の高い演奏が堪能できる。エルヴィンのドラムとマッコイのヴォイシングが聴こえるだけでコルトレーンカルテットそのものなのだが、曲もサックスのフレーズもウェインの個性が強く、コルトレーンの二番煎じには陥っていない。さすが現在まで第一線で活躍するワン・アンド・オンリーなプレーヤーである。

自己の感覚を最も鋭敏にしてくれる一枚  (2004-06-29)
~この所気になるウェイン・ショーターのカルテット。タイトル曲が好きで買いました。
アナザーテイクも入っていて更に気分が盛り上がります。
マッコイ・タイナーのピアノも過激+過剰で良いです。
'House Of Jade' のイントロは違う曲も持ってこられそう(何かを思い出したけど忘れた)。

アルバムは、一枚を通しての「作品」であるべきだと思います。
~~
このアルバムをいつ聴きたいと感じ、いつ聴くかは、それは手にした人の自由であるべきだと思います。
そう考える中、私にとっては真夜中のベストでした。
テンションの高い曲も、バラッドも、
~~
ふいにハイになったりロウになったりする、自己の感覚が最も鋭敏になれる、ド深夜に聴きたいと思ったのです(まぁ私の買う大半の音源がド深夜向きに感じるんですが‥)。
つまりは、自己の感覚を最も鋭敏にしてくれる一枚なのだと感じたのです。

自分が買った盤には、外ジャケ?紙カバーが付いていました。お得。
~~
紙ジャケ写裏は、プラジャケやライナーノートには無いフォトなので、更にお得。~

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曲目リスト
1.Juju
2.Deluge
3.House of Jade
4.Mahjong
5.Yes or No
6.Twelve More Bars to Go
7.Juju [Alternate Take][*]
8.House of Jade [Alternate Take][*]

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