絢爛たる音絵巻
(2006-10-09)
本作はエラがVERVEに残した「SONG BOOK」シリーズの代表作であるエリントン集。このシリーズは他にロジャース&ハート、コール・ポーター、アーヴィング・バーリン、ジョニー・マーサー、ジェローム・カーンそしてガーシュインと、錚々たるビッグネームが名を連ねるが、本作が最も優れている。その理由は他の作曲家たちの作品に比べて、エリントンの作品が見劣りしないどころか、年を経るごとにますます輝きを増していることが挙げられる。
しかもこの作品を録音した時点でデュークは現役バリバリで、彼の自慢のオーケストラが伴奏をして、彼と右腕のB・ストレイホーンが、このセッションのために新たにアレンジを提供をするというゴージャスなつくりになっているのだ。
さらにベン・ウェブスターとスタッフ・スミス(vln)を中心にした、コンボによる伴奏のトラックもあって、これが出色の出来。ウェブスターが絶好調!デュークには申し訳ないが、オーケストラの演奏よりもこちらのほうが、エラの歌にフィットしているように思われる。
80年代に最初にリリースされたCDよりも音質は格段に向上しているので、多少値は張るが、買い替えても絶対に損はしません。そして蛇足ながら、2年前にドイツのスピーカーズコーナー社から再発されたアナログボックスがジャケ、音質共に素晴らしい出来なので、このCDにぞっこんのかたには、入手を強くオススメいたします。
いっぱい入ってます
(2004-09-30)
ソングブックを作るって大変な仕事だな~と思う。
これだけたくさんの名曲たちをきっちり噛み砕いて、消化して
レコーディングに望むわけだから・・・
他にも数々のソングブックを残しているけど、エラってすごい。
3枚目はリハーサル風景等、オマケです。
エリントンが、プレイヤーにとことんダメ出しをしているところや、
エラが思いっきりセキ払いしている様子など、臨場感たっぷりの舞台裏も楽しいです(でも、マニア受けかも)。
ちなみにこのCDは3枚組で、紙ジャケです(中身も)。なので、私は
中身を出してケースに入れ替えてます(取り出しにくいです)。