親しみやすくPOPな名盤
(2007-12-29)
カーティスというと、社会派ソウル・シンガーというイメージが強いが、このアルバムは、POPなLOVE SONGを中心にした、ある意味、異色作とも言える作品です。でも、中身の充実度は素晴らしく、まさに、初心者からマニアまで、だれもが楽しめる名盤です。興味のある方には、絶対、オススメです。
やはり肝は、必聴の3曲目
(2004-02-20)
カーティスメイフィールドが当時の時代の音、具体的にはディスコやファンクの一部を取り入れている作品で、ファンの中でも好みは分かれるかもしれません。個人的には、平均点は軽く越えているものの彼の作品の中でベストの点をつけられない、という感じです。それは彼のナイーヴな声やソングライティングの良さを体現するのに最良のサウンドスタイルという風に思えないからです。
しかし3曲目の「トリッピング・アウト」は、素晴らしい。ほんとうに凄い作品です。この1曲でこのアルバムを引き上げる、それくらいの出来です。
山下達郎、オリジナルラヴ、パリスマッチといった日本のアーティストたちが愛情溢れる引用でこの曲のリズムを引用するのも頷けます。
まさにトリッピン・アウト
(2003-11-16)
このジャケは最高だな。出来ればアナログ買って、壁に飾りたいくらいのもの。系統で言えば、マーヴィンの「アイ・ウォント・ユー」に近い感じだが。そしてまた、中身がいい。特に③。①もクールだし、インプレッションズ時代の作品のリメイク⑤、タイトル曲⑥もカーティスならではのウォームな名曲だ。しかし③は別格だ。購入してからすでに五年以上経っているが、いまだに僕の「就寝前の最後の一曲」ランキングの不動の一位なのだから。カーティスの創造力のピークが、70年代にあったのは確かだろうが、80年代のカーティスも、時代の音を織り込みつつ、彼にしか作り得ない音楽を創造していた。その代表的な名曲が、この「トリッピン・アウト」だ。