ターニングポイント
(2008-05-20)
ドンキャバサウンドの分岐点となった傑作。
そして個人的には問題作だと思っています。
2ndまでの分厚いギターサウンドと、4thで完全に開花する美しいミニマリズムが同居する緊張感あふれるサウンド。
彼らの作品群のいいところをすべて両立させた作品といえるのかな。
実際ファンの間でもコレをベストとする向きが多いようです。
彼らのキャリアの中でももっとも自由奔放にエネルギーとアイディアを撒き散らしているように感じます。
いささか自己満足気味とも思える捩れきった曲展開が多く、聞き手が完全に消化しきるのにはちょっと時間がかかります。
ベストと呼ばれているからと、安易な気持ちでこれを手に取ると、そのケイオティックなパワーに打ちのめされてしまうかも。
よって最初に聞く人にはオススメし難い。
しかしある程度ドンキャバサウンドの文法を身につけた上で聞けば、その計算された野蛮なパワーに身をゆだねる事が可能となります。
洗練されたサウンドという点においては次作「American Don」には及ばないと感じる。
むしろ新しいアイディアと従来のサウンドが入り乱れた、混沌とした魅力が本作の特徴なんじゃないかな。
とりあえずこの手の音にはまっている人間ならきっと求めている要素がある。マスロック好きのためのアイテムです。
気持ちいい
(2006-06-17)
たぶん全て計算されているのでしょうね。聞き手が気持ちよくなるように。
微かに聞こえる音でも。
莫大な時間を費やして作られたのだと思います。粗末に聞くことは出来ません。
正座してジャケ見ながら聞いています。
金字塔!!
(2003-09-26)
個人的にはこのアルバムが彼等の最高傑作と思ってます。セカンドまでのジャンクサウンドから、よりミニマル/ジャズ/プログレ色を強め、とてつもなく美しく強靱な音を作り上げてます。ギターのフレーズ、リズムのズレなど、かなりのライヒ好きなんだと思いますが。後に数多くのフォロワーを生み出した、ポストロック/マスロックシーンにおける紛れもない金字塔。そしてそんな枠組みも越えて多くの音楽ファンにもアピールするであろう大名盤。これ聴かなきゃ始まらないです。