あと10年ぐらい…
(2007-04-05)
この作品が正当に評価されるのは、もうしばらく後になるでしょう。
80年代のWhitesnakeの幻影を追い求めているファンにとって、
「期待はずれ」という感想は理解できなくもありません。
しかし、大人の成熟した音楽を聞かせる、このアルバムは、
今さらながら、Davidが確固たる地位を築いていることを証明しています。
"デヴィッド・カバーバージョン"などという陳腐な言葉で表現できない、素晴らしいアルバムです。
惜しいのは、David名義で出すべきだったことと、曲順ですね。
最高。大人の熟成したロックです。
(2005-01-08)
まずデビット・カヴァーデルさんは数少ないソウルフルシンガーとして、
ロック至上に残る事でしょう。
それだけ、ロックというジャンルにいながら
これだけの味わい深い歌を上手く曲にのせる才能もまたしかり。
決して売れ線のロックではないことは確か。
ヴァンデンバーグも他の職人達も良い仕事してます。
個人的にトラック1,3,5,6がお勧め。
こういう人達の場合、
年を取る程無駄のない、フラットで聞きやすい音を自然と作れるんですね。
深みのあるハードロック
(2004-07-25)
~2004年現時点でのWhitesnake最後のアルバムです。
原点回帰とまではいかないかもしれませんが、初期のイメージに近く、
ブルージーなサウンドが全体を通しています。
『Whitesnake』、『Slip Of The~~ Tongue』を愛する人には物足りない
かもしれませんが、素晴らしい曲とデイヴィッド・カヴァデールの
深く魅力的なヴォーカルを堪能することができます。
やっと全面参加できたエイドリアン・ヴァンデンバーグのギターも
いい仕事してますが、ほんの少し地味かな?~
落ち着いた雰囲気なのだけど・・・
(2003-05-19)
これまでのホワイトスネイクとは違う。ハードロックとジャンル分けする
のはちょっと間違いではないかと思う。それほどまでに、音が「軽」い。
だから、いままでのホワイトスネイクのリスナーや、デイヴィッド・
カヴァデールの力強いヴォーカルを期待して購入した人は少々拍子抜け
してしまうだろう。
ただし、それにこだわらなければ、わりと悪くはない、落ち着いたときに
聴けるアルバムだろう。
最高で最後の作品。
(2002-01-18)
紆余曲折がありながらも、活動を決して止めることをしなかったホワイトスネイク。ヒット盤「サーペンス・アルバス」に一曲だけレコーディングに参加し、以来ツアーに参加しつつも実質的に盟友エイドリアン・ヴァンデンバーグが最初にフルレコーディングしたアルバムは、ホワイトスネイクとしても最後のアルバムになってしまった。デイビッドのディープヴォイスでハートにダイレクトに届けられるソウルフルな本作は、ホワイトスネイクの面目躍如たる良質のハードロックを聴かせてくれる。デビッドさえ居ればホワイトスネイクという声もあるが、その後のソロ名義を聴けば、明らかに彼はシンボルであり中心であっても、ホワイトスネイクに参加したいと心から願うメンバーとのケミストリーなくしては、彼一人で!!ホワイトスネイクになり得ないことがわかる。本作はそういう観点からもデビッドにとっても会心の作ではないだろうか。