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恋人同士のデュエットのようなしっとりとした風情 (2005-05-16) スタン・ケントン楽団にはアニタ・オデイ、ジューン・クリスティ、クリス・コナーという魅力的な白人女性歌手が在籍し人気を博した。個性やタイプは多少異なるものの、いずれもハスキー・ボイスが特徴で、女性モダン・ボーカルのレールを敷いたという意味で決定的な影響力を持っていたといえる。クリスティは3人の中で最もおとなしく清楚なタイプで、活躍の時期も短かったが、サムシング・クールという決定的人気盤を残し、その名をとどめた。 Duet はリーダー、スタン・ケントンのピアノをバックに文字通りデュエットによるしっとりとした歌を聴かせるアルバムで、あたかも愛を語りあう恋人同士のような風情がなんとも魅惑的である。派手さはないがクリスティの魅力がぎっしりと凝縮されている。