第20回モントリオール・ジャズフェス、23歳のペトちゃん
(2005-05-25)
"LIMBO"といい、"BIMINI"といい、ウェイン・ショーターのプレイが少しいつもと違ってミステリアスなテーストを落としていて、多分わざとだと思うのですけど、ソニー・ロリンズのようなタッチで吹いているのが面白い。特に後者は、カリプソのリズムで、かなりソニー・ライクな演奏で楽しい。また、ジム・ホールとミッシェルが二人でデュオだけで演奏する曲は、ビルエヴァンス&ジム・ホールの"アンダーカーレント"的になるところも面白いですねえ。特に、"Beautiful Love"はかなりあの世界になってます。ジム・ホールの影響力というか、灰汁が強い音の立ったギターが他の二人の演奏に随分と影響を与えている。といった風にいろいろ楽しいですよ。しかし、録音は若干悪いですね。ほんの少し霞みがかかっている。それでも、当日3,500人は入ったとされるコンサート会場の雰囲気は伝わってきます。
やっぱりジャズはライブが一番と感じるアルバム
(2004-08-12)
1986年7月14日のモントレー・ジャズフェスティバルでのライブ録音。
ジム・ホールとウェイン・ショーターとの競演。ショーターのオリジナル『LIMBO』で始まる。ショーターはテナーを吹いていて、淡々と3人のパワーは昇華していく。7曲中ジム・ホールの曲が3曲入っていて(作曲者の表記がJim HallとあるのとJames S.Hallとあるのがあってとっても不可思議だが)、最後に行くほど良くなり、ラストの『BIMINI』が最もいい。ラテンなこの曲は僕の中のジム・ホールのイメージとは違っていてとても意外かつ不思議な感じがした。そこがこのアルバムの魅力なのかもしれない。
やっぱりジャズはライブが一番と感じるアルバムである。
まさに「Power of Three」
(2003-12-28)
ミッシェル・ペトルチアーニ、ジム・ホール、ウエイン・ショーターによるライブ演奏を収録。3人の「色」が絶妙に絡まって、これ以上ないというくらい緊迫感と躍動感を醸し出すパフォーマンス。聞き惚れ、そして鳥肌が立ちます。ライブの聴衆もものすごく興奮してるのが手にとるように分かります。アルバムのタイトルはまさに言い得て妙。まさに「Power of Three」です。ジャズピアノ・ファン必携の一枚。
jazz
(2003-12-18)
モントルーでの特別なライブ。演奏人たちのからみは絶妙。バッキングのすごさに思わず息を飲む。10点中10点
Mainstream Jazz
(2003-12-03)
モントルージャズフェスのライブ音源=スペシャル企画なビッグ3が演奏している。ジムホール、ウエインショーター、ミッシェルペトルチアーニ。聞き惚れるとはこのことかもしれない。3人が持ち味を損なわないように絶妙に統制のとれたジャムセッションとなっている。まだまだ20代前半のミッシェルの魂のきらめきが記録されている。すごいスピードで駆け抜けたミッシェルの生命の記録とも言えそうだ。常に情熱とエレガンスを忘れないその姿勢が潔い。ウエインショーターのソロも絶好調だ。 10点中9点