惜しい人を亡くしましたね・・・
(2008-04-12)
盲目のギタリスト、衝撃のデビュー作!
何が衝撃だったかって、そのギター奏法。目が見えないがために編み出したのだろう。膝の上に、まるでペダルスティールのようにギターを乗せ、両手10本の指を目一杯、変幻自在に滑らせる、というもの。僕はギターのテクは詳しくないので、それがどのような効果をあげるのかはわからないんだが、それまで聞いたことが無いような、ものすごいぶっとい音が鳴り響いてきたんだよね(今で言うと、ロバート・ランドルフみたいな感じ、って言えば少しはイメージできるかな?)。
奏でられる音は、ちょっぴりロック・テイストを散りばめたモダン・ブルース。ボーカルはやや荒削りだが、縦横無尽に駆け巡るギターがそれを補って余りある。大ヒット曲「Angel Eye」や、カバー曲含めた全12曲、全てが素晴らしいわけではないものの、どの曲にも、彼が辿ってきた“人生“そのものが投影されたような楽曲ばかりであり、やはり心が奪われる瞬間が数多くあるアルバムだ。
それにしても、タイトルが「See The Light」だもんなぁ。あなたには、一体何が見えていたんだい?。合掌。
BEST of Jeff Healey !
(2004-10-15)
このファーストアルバムこそ彼の最高傑作と言ってもイイでしょう。
ものすごく太いギターの音がオープニングナンバーから炸裂します!
左手の5本指がネック上を縦横無尽に駆け巡るスゴイ奏法です!
興味のある方は一度ビデオを見てみると良いでしょう。輸入盤DVDで「Live in London」というタイトルが出ています。Region-1かもしれませんのでお気をつけて。
ハートフルなロックが楽しめる作品
(2004-06-14)
ディビットサンボーンが司会をしている音楽番組で彼をはじめて見たのですが、はっきりって度肝を抜かれました。
ソウルフルでファンキー、しっかりしたテクニックでハートフル。彼が盲目であることや、彼の独特なギターの弾き方(ひざの上に乗せて弾く)よりも音楽性でノックアウトされました。
そして、CDレンタル屋でこのファーストアルバムを借りたのですが、アルバムのまとまりもあって、それでいてロックの良いところ、楽しさを存分に聞かせてくれます。
でも、決してどブルースではないです。これはヘンドリックスやクラプトンのようなブルースエッセンスの入ったロックです。
盲目のス-パ-ギタリストのデビュ-アルバム
(2002-03-21)
トロント在住で盲目のJeff Healeyの'88年のメジャ-デビュ-盤。ジャケットを見て分るとおり、膝の上に普通のギタ-を普通に置いて(しかもノ-マルチュ-ニングで)弾く映像を見ると、とても人間技とは思えない。逆に言えば盲目だからこそ出来るのかもしれない。そのユニ-クな奏法がゆえか、音が全体的にマイルドな感がする。そこでこの作品だが、John Hiatt作のマイナ-調のブル-ズっぽい、ミディアムナンバ-で始まる。彼のギタ-はブル-ズの影響が大きいことはすぐに分る。特にZZ Topの(9),Freddy Kingの名曲(11)では、ツボを心得た素晴らしいギタ-がよくうたう。全体にマイナ-調の曲が多いのもその特徴のひとつ。また少しハスキ-で甘い声も曲調にマッチしている。タイトルの'See The Light'にはいろんな意味が込められているのだろう。ブル-ズ系のGuitar Slinger が好きな人に特にお薦めの1枚。