ウルフが吠える、サムリンが天空を駆け巡る
(2005-11-17)
なんという素晴しい選曲だろう。ほとんんどの曲がブルースロックの「スーパースター達にカバーされている珠玉中の珠玉。1はスティービーレイボーンやジョンハモンドジュニア・2はストーンズ・7はクリーム・8は確かボズスキャッグス・12は再びSレイボーン・14はツェッペリン(1部を取り入れ)19はカクタス(トムボガート&カーマインアピス在籍)23はジョニーウィンターがカバー。とにかく眩暈がするほどブルースのエッセンスが缶詰になっている。圧倒的にシャウトするウルフ、名手ヒュバートサムリンの空駆けるギターが絡みつく。これぞミシシッピデルタのヘビーブルースをシカゴで開花させた真髄だ。なんという名盤だ。
猛狼注意
(2004-06-22)
シカゴ武闘派の親玉ウルフ。死ぬまで白人におもねることなくシカゴのサウスサイドのクラブで演奏していたウルフ。そのウルフのチェス時代の名曲がLP2枚分収録されて、この値段、絶対買いですよ、もし持ってなかったら。
同じシカゴ武闘派のサニー・ボイと同じく、こわもて、バックが抜群、死ぬまで絶倫、という感じ。このCDはイッシュ順は逆で13~24が最初のLPで1~12が後に出されている。ウルフは(2),(5),(7)等、ディクソンの曲をやっていて、それらが幾分コマーシャルな印象も受けるが、今聞くと結構独創的で強烈な個性を感じさせる。ブルーズの名曲(8)の語りの部分はそのディクソンだったり、また体格も似たものがあり、仲良かったのかな。ウルフのアルバムはたくさんあるが、先ず最低、このCDはマスト。あとメンフィス時代のアルバムと、晩年のアルバムを加えると全体像が見えてくるよ。
言葉を失うほどの迫力
(2002-11-24)
これを聞かずしてその後のロックンロールは語れまい。
ハウリン・ウルフの1st・LPと2ndを1枚にした2inOenである。
彼の全盛期であり、鳥肌モノのディープ且つパワフルな作品群。
本当に凄い人が居たものである。
世界中にブルースが浸透した一因は、イギリスの若者達の活躍に在ると思う。
ローリング・ストーンズはブルースのコピーバンドからスターとしたのである。
この14はストーンズのステージの定番曲である。
ストーンズのライブ盤『フラッシュ・ポイント』では、この曲でクラプトンがギターを弾いている。
クラプトンもクリーム時代から19・11など、他にもカバーしている。
ジミヘンもKillingFloorをカバーしている。
ジミヘンはアメリカ人だが、イギリス人に見出されイギリスでデビューした。
ロックの原点などと言わずとも、言葉を失うほどの迫力がここにはある。