予想を上回る内容。ブルース伝道師の足跡を辿る1枚。
(2008-08-29)
1974〜1978年のライブ集。クスリ漬けから復活し、まじめに音楽に取り組み始めた30歳台半ばに差し掛かる時期のもの。その後1979年殿は結婚(ワンダフルトウナイト)し、マディウォーターズの4回目の結婚式にも出席し、ブルース伝道師の意を強くし、活動を継続していく。1枚目あたりのタバコでかすれた弱弱しいボーカルも段々渋みを増していく。特に3〜4枚目の演奏はグッとくる迫力。”Core”なんかもいいですよ。個人的には最後のスタジオ録音が好き。”Water On The Ground”の物憂げさは何とも言えずあの頃の自分のモラトリアム生活を思い起こさせる。ファンならずともぜひ、聞いてみては?最近のデレクとの競演物の華々しさとは違う、殿の葛藤の様がヒシヒシと伝わってくる。
これさえあれば・・・
(2005-07-29)
クラプトンはその時期によってだいぶサウンドが違います。60年代のクリーム、70年代のドミノスとソロ、そして80年代以降。このボックスセットには70年代のソロの時のライブが、4枚にわたって収録されておりどれも聴き応えのある、素晴らしいライブになっています。
クリームのライブを期待して買ってしまうと肩透かしを食らうかもしれません。ここでのクラプトンはとてもリラックスして演奏をしているからです。あのような緊張はここにはありません。
しかしこのボックスセットの中にはクラプトンが自分の思うままにブルースを探求し、楽しんでいる演奏が4時間にわたって収録されています。収録曲の半分以上がブルースです。
冒頭で述べたようにクラプトンは時期によってサウンドがだいぶ違うので、これがクラプトンの全て、とは言いませんがこれさえあれば、70年代に脂の乗りきった、ブルースを思い切り演奏するクラプトンの魅力が十分に味わえると私は確信しています。収録曲にあまり彼のヒット曲がないのでやや躊躇される方もいるかもしれませんが、これは「買い」です。
クラプトンブルーズのすべて
(2004-12-30)
クラプトンのブルーズの全てがここに凝縮されている。彼のギターサウンドの全てがここに集められているといってよい。これ以上の何を臨む区とが出来ようか。さすらいのそして至高のギターマンの姿がここにある。
珠玉の作品集
(2004-12-22)
Claptonの長いキャリアの中でも頂点を極めた時期の頂点を極めた作品集である。Claptonのブルーズギターがすすり泣く。スライドが心を揺さぶる。Claptonのギターの全てをここで聞くことが出来るのである。もうこれ以上のものは何もいらない。これこそが最高のギターサウンドである。
秘蔵ライブ音源が目白押し
(2004-02-28)
クラプトンの活動を総括した「アンソロジー」の続編で、今作は70年代の未発表ライブ音源でうめ尽くされています。この時期のクラプトンはアルコールで演奏出来ないイメージがあるが、このアルバムでは随分聞かせ所があります。とくにブルースナンバーでのギターソロはどれも絶品である。個人的には来日公演でも演奏した「スマイル」と「レット イット グロウ」が収録されていないのは残念であるが、未発表スタジオ曲が入っているのは嬉しいおまけである。ぜひシリーズで「80s」「90s」を出して欲しいです。