TAJ's "WORLD MUSIC" (2004-04-13)
タジ・マハールという人の音楽の最大の魅力は、純粋なブルーズの演奏よりも、ブルーズを基盤としながらも広い意味での「アメリカン・ミュージック」を消化している点にあると思います。このアルバムはそのタイトル通り、タジの「雑食性」的な部分をクローズ・アップした編集盤となっています。編集に偏りがあったりしますが(「Mo Roots」というアルバムからの曲が多くを占めています)、それを差し引いても、タジ・マハールという人の音楽的視野の広さを十分に感じられる好盤となっています。「When I Feel The Sea Beneath My Soul」というインスト曲で始まり、最後に同曲のリプライズで締め括られているのは、なかなかニクイ演出だと思います。何よりも、タジ・マハールの音楽観が(乱暴な言い方をすれば)ここに集約されていると言っても良いと思います。
曲目リスト
1.When I Feel the Sea Beneath My Soul
2.My Ancestors
3.Slave Driver
4.West Indian Revelation
5.Kalimba
6.Desperate Lover
7.Clara (St. Kitts Woman)
8.Cajun Waltz
9.Roll, Turn, Spin
10.Johnny Too Bad
11.Brown Eyed Handsome Man
12.Black Jack Davey
13.Music Keeps Me Together
14.When I Feel the Sea Beneath My Soul (Reprise)