劇的且つ退廃的且つ主観的且つ客観的な世界観
(2006-05-09)
マリリン・マンソンに幼少時の性的虐待を受けていたというが、その影響があるのかは分からないが屈折した病的な世界観を音楽で体現しているアーティストだと思う。しかし、単なる自己満足ではなく冷静に客観的にアルバム全体を創り上げている。音楽は非常にホラー的でありながらも根底には分かりやすくシンプルな進行を採っており、マンソンならではのキャラクターが全てを覆い尽くし、非常に洗脳的だ。トレント・レズナーのプロデュースもその世界観を際立たせ他のマンソンのアルバムと比較してもマンソンの屈折した一面を際立たせるのに成功している。(この後のメカニカルアニマルは本アルバムと比較し非常に人間的。)
怒…憎…悲…全てが詰まってます
(2006-04-22)
激しいです!かなり激しいです…!マンソン史上最も攻撃的なアルバム!!一曲目から…フ**カー!!!!と叫んで始まる超攻撃的なインスポンシブル・ヘイト・アンセムに続き超名曲ザ・ビューティフル・ピープルにその後も叫びまくるリトル・ホーンに激しい曲ばかり続いて癒し系オアシス的存在のクリプトオーキッドそしてまた徐々に攻撃的に…よりメロディックに…凄い楽しませてくれる良いアルバムです!
マンソンなんかキモイだけとか言ってる人はとにかく聴いてみて下さい。そのイメージは覆されそしてあなたの中の最高のロックスターとなるでしょう!
モンスター
(2006-01-15)
マリリンマンソンというアーティストの名を世界に知らしめたアルバム。
その中身はヘビーでグロテスクでありながらもキャッチーでポップ。
音楽的にはプロデューサーであるトレント・レズナー色がモロに全開で、
目新しいというものではないですが、
トレントの作り出す病的な退廃感が、
マンソンが生み出すゴシックホラー調のパフォーマンスに
うまく噛み合っている印象です。
多少勢いまかせな雰囲気もないではないですが、
全体通して完成度の高いアルバムではあると思います。
同じようにホラー趣味全開のバンド
「ラムシュタイン」
「ロブ・ゾンビ」
「TOOL」
なんかが好きな人にはオススメ。
天才を生み出した一枚
(2005-11-20)
Marilyn Mansonが単なる『恐怖の大王』的アーティストから、一転『天才』の名をほしいままにした名盤であるAntichrist Superstar。
もちろん、『恐怖の大王』たるべくMansonの実体験に基づくアメリカの精神的暗部を克明に綴るような詞は変わらず存在する。
Twiggy Ramirezのまさに天才的音楽知識をフルに活用した作曲センスは、Nine Inch NailsのTrent Reznorの手によるプロデュースを経て、名盤と呼ばれるほどに高められたと言える。
重厚で、チェーンソー的なギターリフも、妖気すら感じられるシンセも、格調高き恐怖のMansonの歌声も、すべてが動員され、恐怖世界を彩る。
Industrial Metalを核におき、New Wave、Goth Rock、Progressive Rockのスパイスを効かせたMansonの音楽世界はこのアルバムで花開く。
ちなみに、Mansonのオフィシャルサイトは心臓の悪い方は閲覧を控えた方がいいかもしれないです。
世界観のすばらしさ
(2005-10-27)
初めて手にしたMarilyn Mansonがこのアルバムです。いろいろな曲調が入っているため、アルバムごとというより曲ごとに好き嫌いが別れてしまうアーティストだと思います。
マンソンの曲が知りたいという人はベストで十分。しかしマンソンの素晴らしさはその世界観。全てのアルバムに通じているグロテスクな世界観はベストでは味わうことは出来ません。ジャケットを見ればわかる通り、彼の最高のエンターテイナーとしての生き方に惚れる人は少なくないと思います。
なので全てのアルバムを聴いてマンソンを知り尽くしてください。
個人的には『The Beautiful People』『1996』『The Reflecting God』が最高です。