ファンケンシュタイン博士
(2008-05-23)
ファンケンシュタイン博士のクローンが世界をファンクで埋め尽くすというコンセプト。少々物憂げな博士の姿が映し出されたジャケットが可笑しい。というかこの人は、突き抜けたオンガクと対照的にジャケはどことなく照れが入っているようなところが憎めない感じ。
Burnie Worrellのモジュレーションを効かせたシンセサイザー使いがとてもカッコいい。ヘビィというよりもどことなくダラダラと続くようなリズムトラックに不思議な単音のギターバッキングとバンドのコーラスのDr.Funkenstein、Children Of Productionはホーンのリフとハイハット使いの絶妙なブレイクが印象的。Gettin' To Know Youはマイナースケールのアップテンポなファンク歌モノ。こういう王道なトラックがありながら、Dr.Funkensteinのような曲がアルバムコンセプトの核になっている所にこの人たちのねじれ具合を感じる。Do That Stuffはイントロの抑制の効いたドラムがひたすらサンプリングされまくった曲。歌い出しサビのIV⇒VIbがゆるくてカッコいい。
コンセプトものアホアホ・グルグル第3弾
(2008-01-30)
“MOTHERSHIP CONNECTION”に続くアホアホジャケット。またもや変なオジサンが登場した物語が展開されていますが、ノリがもっとタテっぽくなってきて、P-FUNKの音楽の引き出しが広がった気がする作品です。しかし続けざまにどうかしてますよね。あきれるぐらい…。
しかし、同時進行のFUNKAもガンガンの時期、G.クリントンを始め、彼らの何かに執りつかれたような創作意欲は凄まじいものがありますし、音楽そのものもかなりシッカリ、タイトに聴こえるのは私だけではないはず。本人たちもおもしろがってやってるのか、真面目に煮詰まりながらもやっているのか、何とも判断がつきません。
ただし、コンセプトものアホアホ・グルグル3作については、頭から離れなれずにずっと鳴り続けるのがコワいところです。こうした音楽が現にあったこと、多くの人に体験してほしいですし、P-FUNK中毒者が多数存在する中比較的取っつきやすい3作はオススメします!
パーラメント、ファンカデリックは全て最高
(2007-01-28)
P−FUNKを語れば一日中でも語れると思っていた時代があった。Do That Stuffが大好きで、この曲のライブなんて格好良過ぎます。
体が自然とDo That Stuffのリズムに合わせて動いてしまうし、口ではドゥ・ザッ・スタッフと声を出さずに口パクしてしまいます。
この曲とファンカのLet's Take It To The Stageは私のP−FUNK熱をいつまでも下げることのないドラッグです。全てのアルバムを集めることをお勧めします。できればJB〜SLY〜CLINTONが良い。
ファンケンシュタインのクローン達による心地良いファンクサウンド
(2006-08-27)
"Mothership Connection"と言うとてつもない傑作の後に発売されたアルバムではあるものの、全く見劣りのしない素晴らしいアルバム。
このアルバムのコンセプトはDr.ファンケンシュタイン(ファンケンシュタイン博士)が、自分のクローンを作って、世界をよりファンクで埋め尽くしてしまおうというもの。ジャケット写真でもDr.ファンケンシュタインがクローンを作り出している様子が描き出されている。
"Mothership Connection"の時にもサウンドの核となっていた、JB'sのメンバー達によるキレの良いホーンと、Bootsyのベースが小気味良くリズムを刻み、Burnie Worrellのシンセサイザーのエレクトリックなサウンドが全体のカラーを上手く創り上げている。また、前作と同じ様にメンバー達による厚みのあるコーラスと、声と声の掛け合いが展開。
全曲が強力なファンクサウンドであると共に、ポップ性にも優れた優れた楽曲ばかり。
前作と同じくどの曲もそれぞれの良さがあり、聴き所があり、という感じではあるけれど、僕個人ではA面の5曲の構成が大好き。"Gamin' On Ya"の中国を思わせるような間の抜けたイントロもカッコよいし、Dr.Funkensteinの気だるいジャムの上に展開される、混沌としたメンバー達の掛け合いも面白い。"Children Of Production"や"Gettin' To Know You"は文句無しにカッコよい楽曲!
B面の1番最初の曲、"Do That Stuff"がシングルヒットを飛ばした有名な曲で、軽快なリズムとシンセが気持ち良い浮遊感漂う、南国調の気持ちの良い楽曲だ。
決して、前作に劣らない名盤アルバムだと思う。
地球ツアーに向けての教典!
(2004-11-29)
ファンクの使者ドクター・ファンケンシュタインのクローンを増やせば、宇宙はファンキー!
Mothership Connectionに続き、彼らのライヴを構成する重要曲を含み、外せないアルバム。
フレッド、メイシオらのホーンもブーツィーのベースも、とにかく演奏・アレンジが秀逸で面白い!