充実作、しかし、、、
(2003-04-16)
他の方のレビューにもあるように、サザンロックのフィールドでは十分すぎる名盤でしょう。
特にCongo Squareでのマーク・ノップラーとのギターの掛け合いなんかはすべてのロックファンに聞いてもらいたいと思います。
ただ、注釈をいれるなら、近年の彼の作品が、よりブルースよりなのを見るとこのアルバムあたりは、まだ自身の方向性について悩んでいた時期かも知れません。これほどの充実作を作りながら、ロッカーとしての自分に若干の違和感を感じていたのでしょう。
その後の彼の活動は、自分自身をMusician's Musicianあるいは一人のブルースマンと位置付け地道に好アルバムを制作しつづけています。
このアルバムはそういう意味では、自分の可能性を極限まで追い求め、その中に自分の進む道を見極めた、重要な分岐点に位置するものだと思います。
至高のスライドギター
(2002-06-29)
1曲目から強烈なスライドがブンブン唸ります。こんな強烈なスライド感を出せるギタリストはそうはいません。ニューオーリンズ系のカントリーぽい曲は少々ありますが、それは全然メインではなく、とにかくサザンロック系の豪快なロックが好きな方なら一発でまいってしまうのではないでしょうか。
レナードスキナードやリトルフィートが好きな方なら先ず聞いてみて100%損はないと思います。
もやもやが吹っ切れた力作。
(2002-05-29)
ルイジアナの白人スライドギタ-の名手、Sonny Landrethの'95年の作品。録音は地元ルイジアナで行われた。これまでの作品はどうも欲求不満が残るアルバムだったが、この作品で完全に吹っ切れた。(1)よりスライドギタ-が爆発、最後までたっぷり堪能できる。曲調もバラエティに富んでおり、(3)のインスト、(5)のカリプソ調、(8)の、タイトルにもなっているCajun Waltz、(9)の粘っこいブル-ズなどアメリカ深南部の良質の音楽を集めている。行ったこともないがルイジアナの情景を想像しながら聴くと楽しい。ギタ-フリ-クだけでなくアメリカ音楽を愛する人にはmust-buy itemである。