オンリーワン
(2008-05-03)
もう10数年前だろうか
新宿の大手外資系CDショップの70年代ロックのフェアーみたいな企画の平台に
ロック系のCDに混ざってセピア色の写真でアイパッチにアフロで怪しげな微笑のジャケットのCDが1枚
当時 フェス!ことプロフェッサー・ロングヘアーにはまり出した私は
そのジャケットとニューオリンズの伝説的ピアニスト的な紹介分に心奪われ
名前も知らない・聞いた事も無いCDをはじめて買った
ハードロックからブルーズまで
パンクからファンクまで
好きならなんでもOKの自分の中でもこのCDは別格
正直キツい音質のライヴ盤が多いブッカー
でもそのキツいノイズを通して
リアルなニューオリンズの空気すら伝えてくれるブッカー
そう言う意味では、ライヴのほうが彼の普段の姿が感じられるのかもしれないが
これはジェイムズ・キャロル・ブッカーVが残した偉大なる【作品】なのだ!
そう初めて聴いた時はピンと来なかったけど。。。
刺激的すぎる小犬のワルツ!
(2006-11-02)
冒頭のBlack Minute Waltzは、ショパンの「小犬のワルツ」をアレンジして弾いているのだが、ある程度ピアノを習ったことのある人なら「小犬のワルツぐらい、私だって弾ける」と思うかもしれない。しかし、舐めてはいけない。そんな人にこそ、聴いてほしいのだ。一体全体、こんなに過激な演奏の「小犬のワルツ」が他にあろうか?私は、この過激に装飾され、解釈し直されたジェイムズ・ブッカー版「小犬のワルツ」を聴いて以来、普通の小犬のワルツが退屈にさえ思えるようになってしまった(もし、リストが生きていたら、同等に刺激的なアレンジで弾いてみせたかもしれないけれども)。ジェイムズ・ブッカーの狂気(実際、彼は、奇行・蛮行ゆえに精神病院と刑務所を行き来した)の演奏は、ハリー・コニックJR.(彼のOn The Sunny Side Of The Streetの解釈や彼のいくつかのオリジナル曲の演奏には明確にブッカーの影響が見られる)、ジョージ・ウィンストン(ブッカーの作品の再発に尽力し、ライナーも書いている他、アルバム「ガルフ・コースト・ブルース・アンド・インプレッションズ」でPixieをカヴァーしている)等、多くのピアニストに影響を与えたが、その霊感の源が、このアルバムにある。
ピアノプレイヤーの中では1番好きなミュージシャンです
(2005-01-18)
ピアノはすごいです。テクニックもさることながらすさまじいエナジーを発散しています。「ピアノ大国=ニューオーリンズが誇る天才ピアニスト」という肩書に「もっともすごい」を付け足せる程ではないかと思います(主観が強すぎるかな..)初めて聞かれる方はびっくりするんじゃないでしょうか?但し、全編ピアノ弾き語りなのでピアニスト以外の方はすこし退屈されるかもしれません。その部分で☆4.5というところです。最後になりますが「junco partner」という曲はブッカー以外でも沢山の方が演奏されていますがブッカーの演奏を聞けば他のは「とても薄味」に感じてしまうのは私だけではないと思います。
伝説のピアノスト
(2004-01-09)
■いやぁこんなすごいピアノソロは初めて聴きました。アフロでアパッチの人相の悪そうなにやけたオヤジだけれどマジすごいっすよ。たった一台のピアノとほんの数曲のボーカルだけで音楽のすべてのフィーリングを体現してしまうのだから。。。こんなファンキーで大胆な「ジャンコパートナー」はほかでは聴けないです。
■伝説のピアニストジェイムズ・キャロル・ブッカー3世のミュージシャン歴22年目にしての初ソロアルバム76年発表。バイセクシャルでドラッグ中毒で借金に追われた黒人ピアニストのもっとも輝いた演奏のひとつだろう。神がかり的だ。