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短波ラジオ選びと短波ラジオ受信のバイブル (2007-11-10) 短波ラジオ・国際放送聴取ファン必読の本書。今回の巻頭記事はモロッコ・タンジールの「カスバラジオ」と「トランスワールドラジオ」である。なお、巻頭記事に割かれているページ数が昨年に比べて10ページ減っている。 その後は短波受信入門ガイド、長所と欠点をはっきりと述べた短波ラジオ・アンテナ紹介、時間別番組紹介、放送局所在地情報、英語放送周波数紹介、その地域の言語による放送周波数紹介、そして周波数と放送時間で放送局を特定できるとても便利な巻末のブルーページで構成されている。 筆者は、このシリーズを2000年から毎年購読しているが、今回初めてページ数が従来の592ページから560ページに減った。短波放送縮小の波がここにも押し寄せてきている。 特に残念なのは、12ページを割いていた「First Tries: "Big Ten" Catches(簡単に受信できる初心者向けの10放送局の紹介)」のコーナーがなくなってしまったことである。おそらく、その後の記事「Ten of the Best: 2008's Top Shows」と内容が類似しているためカットされたのではないかと思う。 また、後半の放送周波数紹介やブルーページもそれぞれ2〜4ページずつ微減している。 32ページ減で重さは昨年よりは35グラムほど減ったものの依然として805グラムと重い。減ったページ数ほど軽くなっていない。表紙を含め、紙質が微妙に良くなっているためで、厚さは1ミリ増えている。ブルーページの色が昨年に比べ鮮やかになったのもこのためではないかと思われる。 紙質が向上すると重くて持ち運びにくくなり、扱いにくい。紙質はそのままで重さを減らしてもらいたい。 さらに、発売時期が早いのはいいのだが、今回も一部誤った情報が掲載されている。 例えば、Radio Canada Internationalの中国語放送5965kHzの時間帯が誤って日本時間23時30分〜00時(正しくは00時〜01時)となっていたり、同局の日本時間08時00分〜30分6160kHzのフランス語放送を誤って英語放送と表記したりと細かいミスが目立つ。 発売がもう1ヶ月ほど遅れてでももう少し慎重にチェックしてもらいたいものである。 このようなことを踏まえて、星4つとした。