ノンフィクション界のグリシャムか
(2001-11-06)
ノンフィクションだと文章表現や展開にさほどこだわらなくても許されてしまう傾向の強い日本と違って、この圧倒的なストーリーテラーぶりは、さすがは層の厚いアメリカのノンフィクション界。
出だしから、ぐいぐいと惹きつける文章力はグリシャムやスティーブン・キングに匹敵すると言っても、この本に関してはほめすぎではない。
さらに、圧倒的な取材から生まれるディテールの面白さも加わって、スリラーを読んでいるかのように、ぐいぐいと引っ張られる心地よさ。
日本の会社も実名で登場する、この本がもっと話題になってもいいと思うのは私だけだろうか。