買いです。
(2008-06-23)
「キス・キス」や「チョコレート工場の秘密」で知られる ロアルド・ダールの自伝二部作の第一作です。本作は、短編の名手として知られた著者らしい短いエピソードの連作で構成されており、全編どこか人を食ったような明るさにあふれています。それはおそらく、人生に対する作者のポジティヴな姿勢に通底しているのでしょう。また、この作品を覆う価値観や伝統という言葉がぴったりな、良い意味での「古臭さ」は、7、80年代の日本で人格形成された自分のような者にとって、どこか憧れを感じずにはいられない、鷹揚さを備えているように思われます。たびたび拾い読みして何度も読んでいるはずなのに、何度読んでも思わずくすっとさせられるのは、そういった作者ならではの上質なユーモアゆえでしょう。
幸せな少年時代
(2007-09-17)
ロアルド・ダールの子供時代の自伝的小説なので、若干のフィクションも入っていると考えていいだらう。しかし、仮に割り引いて考えても、いい子供時代をすごしたもんだと羨ましい気持ちになる。ロアルド・ダールといえば、最近その子供向けの作品が映画化されたりして、結構評判になってはいるが、やはり、違いの分かる大人向けの作品、エッセイ等のほうが断然いい。この「少年」は、そのような大人が読んで、自分達の少年時代を回顧する風でありたい。
*コメディーのように思わず笑える自伝です*
(2007-08-20)
作者自身の子供時代の自伝なのですが、
そこはロールドダールさんで、、、、
どこまでが本当か?と思うような思わず吹き出してしまいそうな、
おもしろい話しがいっぱいです!
たとえば学校の寄宿舎時代に先輩のために便器を温める係だった!とか!
本当なの?と思うようなお話の数々に、思わず吹き出してしまいました!
朗読のカセットも出ていて、それを聴きながら読むと英語も楽でした!
大人にもお勧めの洋書です!
児童文学者ダールの少年時代の思い出
(2007-04-03)
児童文学で有名なロアルド・ダールの少年時代の思い出ー両親、友人、家族、悪戯、先生、お仕置き、学校生活ーが生き生きと綴られている。1916年から1936年当時のイギリスの風俗は興味深いが、麻酔なしの医療手術・幼い子供にさえ半端でない体罰・パブリック・スクールでのすさまじい下級生いじめ等のエピソードは我々の想像をはるかに越えている。ダールに限らずイギリス人の作品に共通する特徴ー屈折・風刺・ブラックユーモア等ーはこの学校生活に原因があるのかもしれない。英語は判り易いほうだと思う。
ダール大好き
(2007-01-28)
この本がきっかけで、今中3の息子は、小学校時代にダールの児童書を、ほとんど読んでしまいました。
大人にも子供にも魅力的な、ダール作品の原点。
色とりどりのお菓子の話は、ハリーポッターを思い出させます。