ゆる〜い笑いについて行けるか
(2008-11-20)
「少林サッカー」「カンフーハッスル」のチャウ・シンチー監督が、自身初となるSF映画にチャレンジした痛快ドタバタ・コメディです。チャウ・シンチー演じる父親の息子ディッキーを演じたシュー・チャオは、実際には女の子でありながら少年役に抜擢され話題になっていいますが、彼女のなりきりぶりも、違和感がなくてメチャメチャ上手いです。
また、先生役で『少林少女』にも出演していたキティ・チャンが「少林少女」の女子大生ぶりとは違い、落ち着いた大人の女ぶりを見せています。(萌)
「少林サッカー」や「カンフーハッスル」のようなワイヤー+CGアクションシーンも少々ありますが、あくまでもアクションシーンは見せ場ではありません。アクション・コメディを期待するとはぐらかされる事になります。チャップリンとスピルバーグを足したような、ビンボー少年とE.T.のふれあいファタンタジーをおバカ映画にしています。まさに香港映画らしい『ゆる〜いB級コメディ』。(笑) 好きな人にはたまりませんが、ついてゆけない人もあるかも。
チャウ・シンチーがこだわったという「ミラクル7号」の造形も、女の娘や子供が大喜びしそうな愛らしさ。安手のぬいぐるみキャラグッズのようですが、意外に表情があり、愛嬌がある。こいつがベタな笑いをかましてくれます。
既存のハリウッド映画のパロディや、自身の映画「少林サッカー」「カンフーハッスル」のセルフパロディもあり、結構ベタなネタで笑わせてくれます。
ベタネタでゆるゆる楽しませて、でもクライマックスで怒涛の親子感動モノに持って行くという香港映画の王道。お約束の「ウ○コネタ」もあります。(苦笑)
巨人の星
(2008-11-11)
貧乏父さんが、子供を無理して私立学校に通わせる・・・これって巨人の星のプロットじゃないですか! そして物語のコアにあるのはアンチドラエモン。
漫画好きのチャウ・シンチーの面目躍如な映画ですよ。
チャウ・シンチーの監督作品は、作品を追うごとにコンセプトが明快になってますよね。今回の作品ももちろん面白いのですが、コンセプトが明快すぎて若干ショート気味かな? でも映画の冒頭の将来何になりたいか子供たちが教室で発表するシーンを見るだけでも価値があると思います。一番の問題は邦題のセンスが悪すぎるところですかねえ。原題のままでいいのに。
観ましたが
(2008-11-03)
試写会で観ました
チャウシンチーが大好きで、彼の映画はメジャーなものからマイナーなものまで殆ど観ていますが、この『ミラクル七号』は観るに耐えませんでした…(;_;)
とにかく話が薄っぺらく、何が言いたいのか伝わらない。
昭和の時代ならまだしも CGもこれだけ進化した時代に コレでは…
七号の見た目の『かわいさ』でヒットを狙ったのでしょうが、全くブレイクしませんでしたね…。
とにかくチャウシンチー監督の評価を下げてしまった作品であることは間違いありません。
チャウシンチー大好きな私が言うのも何ですが…
シンチーの父親役って・・・
(2008-10-13)
子供が主役。シンチーは父親に徹している。コメディとしては小振りだ。ギャグはちょっと品が無い。爽快感も足りない。
しかし、毎度、人情を撮らせたら「さすが!」と感じさせる映画ではある。。子役の演技が上手。親の立場として、泣かせ
られる場面が多かった。脚本としては所々破綻しているが、それもいつものこと。返って安心して見ることができた。