20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
定石通りの展開だが、デニス・ホッパーの演技は素晴らしい (2008-09-20) 高校のダメ・バスケット・チームが訳ありの熱血コーチの指導のもとで強くなっていくという内容はアメリカのスポーツ映画のお決まりのパターンでストーリー自体に新鮮さはないし、「がんばれベアーズ」ほどの愉快さや「フィールド・オブ・ドリームズ」ほどの感動はないが、何故か印象に残る映画だった。普通ならもっと後半を感動的に盛り上げて行くところだが、田舎の美しい風景の中で淡々と話が進んでいくことが逆に新鮮だったのかもしれない。ジーン・ハックマンとバーバラ・ハーシーの実力派2人の手堅い演技もよかったが、この映画でアカデミー賞にノミネートされたデニス・ホッパーのアル中のダメ親父ぶりが見事!これでハックマンとハーシーの恋愛関係がもう少し自然で深く描かれていて、生徒役にもっと個性的なメンバーがいればもっと傑作になったような気がする。惜しい作品だがデニス・ホッパーの名演だけでも見て損はない。