個人的に歴代大河では最高傑作
(2008-08-31)
歴代の大河ドラマで不当に低評価を受けている徳川三大記です。
日本人は歴史上の勝者よりも不遇の敗者や悲運の武将を好む国民性な為、
正にハマり役としか言えない「津川版家康」に対し殊更反感を持っているのだと推察します。
ただ御一考頂きたいのは「家康は運で最終的な勝利者となった訳ではない」ということです。
関ヶ原の合戦では三成は豊臣恩顧の大名に「太閤への忠義」「家康増長の危険性」を説き、
毛利輝元を総大将として激を飛ばしました。しかしご存知の様に結果は惨敗でした。
家康は入念な根回しによる多数派工作を筆頭に、
陣営の結束を完了した後に関ヶ原へ向かいました。
戦後処理でも太閤恩顧の大名を加増を餌に遠国へ追いやり、
江戸から京までを親藩譜代で固めることに成功する等、
人の欲望や利害を巧みに計算に入れた手を打ちます。
三成の敗因は自身19万4千石の大名に過ぎず武功も無い為、
諸大名への抑えが効かなかったことが第一に挙げられますが、
根本的には「太閤への忠義」を標榜すれば豊臣恩顧の大名が味方すると考えた
「大名衆の心理面」への洞察が抜け落ちていた為でしょう。
本ドラマはこの辺りの演出や表現が際立って優れていると思います。
第壱集である本BOXは太閤の死の直後から始まり、両陣営の工作戦を経ての関ヶ原合戦〜戦後処理、
次いで家康による江戸開幕と早々の隠居による徳川家の世襲の公表、及び諸法度による大名と宮中の締め付け、
もって京に秀頼を上洛させ遂に主従逆転を演出するも、方広寺大仏殿の鐘銘に難癖を付けいざ大坂の陣開戦という辺りまで収録されています。
本作は役者の質が高い最後の大河であり、合戦の撮影に大金を掛けていた最後の大河でもあります。
これ以降の惨憺たる質の低下は皆様ご承知の通りです。
遂に待望の完全版発売です。50年先100年先を見据えた家康の国造りには秀忠ならずとも驚かされることと思います。
( '∀` )是非徳川ファンならずともご覧になって頂きたいと思います!
待ってました!!!
(2008-08-23)
スカパーで放送されて評価や要望が高まったんでしょうかネ?
いずれにしろ嬉しい限りです。 バラ売りもするようなので、豊臣家滅亡後がイマイチと思っている方にもちょうどいいですね。