ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
イーストウッドがかすんでしまうほどのマルコビッチの怪演を見るだけでも価値あり (2008-09-23) 最近のイーストウッドは自分の監督作品に出演する以外に純粋に俳優としての活躍は少ないが、この作品では珍しく出演のみしている。 ここでのイーストウッドはJFKを救えなかったという過去を引きずった初老のシークレット・サービスを演じているが、同僚の女性をくどいたり、全力疾走の場面があったりとなかなか頑張っている。しかし、このイーストウッドがかすんでしまうほどの演技を魅せるジョン・マルコビッチの存在感が圧倒的。おかしな変装(あの長髪のヒッピー姿は誰が見ても怪しい)、警備をすり抜けるための銃の細工、そして勝手にイーストウッドに同士としての感情を抱く姿と、イーストウッドと対等に張り合っている。マルコビッチがこのような娯楽映画に出演すること自体が珍しいので、その怪演ぶりに喝采を送りたい。