20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
Lastのブルース・ダーンは亡くなったと思って良いんでしょうか? (2008-08-25) 78年のAcademy賞の内、主演男優賞、主演女優賞を受賞したベトナム反戦物の名作ですが、30年前に劇場(どこだったか忘れた)で観た時は、自分が若かった事もあり、この作品の何が良いのか全く理解できなかった。 というか、途中、ジェーン・フォンダの友人の弟が病院で亡くなったり、ジョン・ヴォイトが一人反戦抗議Demo?のため警察にお世話になったりというEpisodeがあるにはあるが、物語の起伏が殆ど無く、余りにも平坦な流れのため、退屈してしまうのは事実。 ジェーンと友人が酒場で知り合った中年男二人とHotelにしけこむSceneが唯一、映画的に『この先どうなるのぉ』って思わせるSceneでした。 所詮、不倫を絡めた男女の三角関係が物語の骨子なんで、反戦をThemaに据えてはいるものの、観ていて感銘は受けません。 寧ろ、戦場で命を賭けて頑張っている夫の留守の間、寂しさを紛らしたかったとはいえ、不倫行為に走ってしまう主演二人に対して怒りすら覚えます。 劇中、サリーが『私は変わった、本当の自分を見つけた』というような台詞を言っていますが、『おいおい、心身共に傷ついて帰国する夫の事も考えず、おまえらの不貞行為をそんなもんで片付けるなよ』と思いましたね。 主演二人の演技は自然で、良いとは思いますが、Academyを受賞するほどではないと思います。どちらかと言えばブルースに助演男優賞を受賞して欲しかった。 それぐらい彼の演技は鬼気迫るものがあったと思いますが、「ディア・ハンター」のクリストファー・ウォーケンが相手だったので、ちょっと不利だったかな... 最後に、ブルースの友人役でロバート・ギンティが出演してますが、後に「エクスタミネーター」に主演するための伏線のような役柄を演じています。 それともこの演技が認められたのでしょうか??