賛否両論の作品
(2008-06-30)
これは好き嫌いがはっきりわかれる作品だと思います。
「図書館」と「戦争」という両極端の言葉をくっつけた原作者の発想は面白いです。
「検閲制度が無くなる未来まで待てない。だから今読みたい本を守る」
という主人公の決意には、素直に共感できました。
しかし、本=表現の自由を守るためとはいえ、
武力に武力で対抗することの完全正当化はどうなのか。
人命を危険にさらすことに対するフォローがありません。
図書隊=「正義」、良化隊=「悪」という構図も単純。
良化隊の言い分はほとんど描かれていませんし。
表現の自由を守り続けていくことの大切さを強く主張した結果なのでしょうけど。
アニメの出来は良いです。
キャラクターデザインは文句なし、各声優さんも合ってます。
ストーリーは全12話(DVD3巻に未放映の1話を収録)と短いです。
かなりアップテンポで原作シリーズ3作分をたどります。
どうせなら本編が完結する4作目までアニメ化してほしかった。
結構否定的なことも書かせて頂きましたが、個人的には好きな作品です。
何よりキャラクターが元気で魅力的です。
主人公カップル=郁・堂上教官を中心とするラブコメ要素も見所です。
アニメではこの辺はあまりクローズアップされません。
恋の行方が気になる方は、原作スピンオフの「別冊図書館戦争」を読まれると良いかと。
主要キャラが最終的には「シアワセになる」のが、有川浩作品の醍醐味。
武闘派ラブコメ娯楽作品と割り切って見れば、楽しめます。
この世界観は正直ないです
(2008-06-27)
最終話まで見ましたが…
まず本や美術品を守るためとはいえ人命を犠牲にして(盾になって)守るとかあり得ないし、納得もできません
「人命<<<<<本」みたいな価値観に馴染めず感動もできない
しかも敵対してる両勢力が銃器で武装して撃ち合ってるいわゆる「戦争」をしてるというのに死傷者が出たことを問題視する世論
戦争してるのに死傷者を出したら責任問題?
ていうか銃器で撃ち合ってる時点でルールもクソもないですよ
なにからなにまであり得ません…
この世界観なら武力よりも政治で戦う主人公と組織のほうがよかった
だからこの世界観は正直ないです
これでは「戦争ごっこ」と言われても仕方ないと思います
コンキチ&ナターシャの絵本ナビ
(2008-06-27)
全12話見終えました。
治安維持法にも似たメディア良化法
そして人権擁護法案へのアンチテーゼ
凄い作家と、この作品をアニメ化されたスタッフに
心から敬意を表します、本当に美しい作品です。
アニメはより恋愛部分に抑制を利かせ、この作品の
主題にフォーカスをあて誰にも分かり易く自由という
普通の人間なら誰にでも与えられるべきものを
(他国、特に特亜の方々には自由と言う言葉すらない)
奪おうとする国家へ本、アニメという表現手段で
凛々しく、美しく立ち向かう作品に心から拍手を
送ります、最後に主人公がメディアに向かって
叫んだ言葉を書き添えます。
無法でたくさんだ!
間違ったルールを疑うこともせず
ただ、従って生きているなんて
生きているとはいえないと思います。
ここに(徽章)描かれている花は
カミツレ
花言葉は「苦難の中の力」
今私達図書隊は大変な逆風の中にいます
でも私たちは絶対に負けません。
守るべきものを守り通します