繰り返し見れて買う価値あり
(2008-06-23)
作りこんでいて凝った作品であると思います、映像も工夫されており、奈良が美しく撮影されています、住人にも魅力発見でした。他府県の人は奈良の町中に鹿がいると勘違いされたでしょうが奈良公園の近辺は何処にでもいて、ちょっと凶暴な時もあります。出演者がほんわかしていて繰り返しみても飽きないところがいい。
繰り返し観たくなる作品
(2008-06-20)
最終回が終わってしまって淋しい…と喪失感を感じる様な作品はなかなかありません。私にとってこれは心に残った大切な作品。
脚本、映像、演出、美術、音楽どれもが素晴らしい。そしてキャストの皆さん全員(声優、ナレーション含め)、原作の世界観を理解し『自分をどう魅せるか』よりも『作品を魅せるためにこの中でどう生きるか』を考えながら演じてくれたように思います。だから、奈良という独特の土地の空気の中に溶け込むような芝居は観ていて本当に心地よかったです。
原作の重さんのイメージを膨らませてより魅力的に演じてくれた蔵之介さん。
原作では藤原君は男性ですが、もし女版藤原君ならきっとこんな風に動いてくれたのではないか、と思わせてくれた綾瀬さん。
児玉さんのリチャードと多部さんの堀田は、私のイメージ通りでした。児玉さんが演じられた役の中で一番好きかもしれません。多部さんは難しい役どころを見事に演じてくれました。
そして、玉木さんは主役でありながら、その押しつけがましくない芝居がとても良かったです。原作でも『おれ』の目を通して登場人物達がおもしろおかしく且魅力的に語られていますが、ドラマでも、一癖も二癖もある(鹿も含めて)登場人物達の『見せ場』がある時はちゃんと譲りつつ、しかし主人公として光輝く。『ヘタレ』の役は演じ方次第で観ていられなくなることがありますが、そうはならずクスッとさせてくれる、そのバランス。この作品で玉木さんの役者としての底力を感じました。
嬉しいディレクターズカット版と聞いて即購入決めましたが、特典映像もかなり豪華な内容みたいなので嬉しさ倍増です。
それから。どの作品にもいえると思いますが、特にこの作品はなにげない会話、表情、等あらゆるところ景色にいたるまで伏線が張られていて、それが段々、線となっていく面白さがあるので、ちゃんと、じっくり、しっかり観てほしい。じゃないと真の面白さはわかりません。
稀に見る上質のドラマ
(2008-06-01)
ファンタジーは苦手で最初はどうなんだろう?と思いながら観始めましたが、あっという間に「鹿男」の世界に引き込まれてしまいました。
「喋る鹿」という荒唐無稽な設定にもかかわらず妙にリアリティがあり、中盤以降は喋る鹿が実在しているような錯覚を覚えるほどでした。
初めにアイドルありきのドラマが多い中、大人の鑑賞に堪える、また子どもも楽しめる本当に上質のドラマです。
出演者、脚本、演出、音楽、すべて素晴らしく丁寧に作られています。
ドラマ全体に散りばめられているコメディ要素も最後まで手を抜くことなく上品な笑いを誘います。
初回の出だしのテンポが悪かったのと途中から観ても内容がわかりづらいということで、視聴率に結びつかなかったのではないかと思いますが、
ドラマ好きには外せないよくできた作品です。
未だ鹿熱冷めやらず
(2008-05-19)
のだめspでにわか玉木さんファンになり、ドラマもリアルタイムに観ていました。ここ最近ドラマという物に全く興味のなかった私ですが、鹿には本当にはまりました!
ストーリー、キャスト、音楽、全て素晴らしいのですが、何よりも制作者サイドの丁寧で誠実な作り方に感銘しました。それにDVD特典の豪華なこと!これは買って損はないと思います。久しぶりに家族全員で安心して観られる、確かに良質な大人のファンタジーでした。
ユニークさには注目。
(2008-05-17)
食事の支度をしたり、手遊びのギターをつま弾いたりしながら、はたまた時間がなくて
台詞が少なそうな部分はビデオを早送りして見たり…と、ドラマおたくにあるまじき不真面目な態度で視聴していたので、
大事なディティール(稀有壮大な神話的バックグラウンド等々)を相当見逃しているのだろうと思いますが、
それでも「普通ではない、なにかけったいな物語」であることはずっと強く感じていました。
主演の玉木某は「のだめ」のときとあまり変わり映えしない演技でしたが、まあ彼の三枚目な
二枚目という適役を無難にこなしていたし、綾瀬嬢も同じくややワンパではあるものの彼女の
持ち味である(?)おっとり感を気持ちよく発散していました。他にも多部未華子や児玉清
などキャスティングの妙が光っていて退屈しないドラマでした。
お手軽な恋愛コメディが氾濫するドラマ界ですが、こんないっぷう変わったジャンルのものが
どんどん増えていくことを期待していますのだ。