初めて見たB・デ・パルマ監督の映画でした。
(2008-06-15)
オープニングからカストロ首相のニュース映像が流れて、アメリカへ行きたい奴はアメリカへ行けと同時に厄介者もアメリカへ送ってしまった。主人公トニー・モンタナもその一人。取り調べシーンから当時はまだ珍しかったカメラが360度回転する早くもデ・パルマ演出。そして外科医の息子でもある監督ならではの血を使ったバイオレンス。そして妹への執着的な愛情とキレルと手がつけられない短気さ。脚本は後にプラトーンを演出するO・ストーン。コカイン密輸の裏話を「その筋」の人から取材し書き上げた。劇中とラストには「The World is Yours.」という言葉の通りマフィアの世界の頂点に登りつめ、やがては破滅の運命をたどる。ラストの銃撃戦とエンディングは独創性と皮肉さが全面に出ていました。マフィア版ロッキーとでも言える。太く短く壮絶な人生。ただ2時間50分はちょっと長いと感じるかもしれないです。
ここで相棒役を務めたS・バウワーはその後、「誘惑」とかいう映画に出たがぷっつり途絶えた。殺されるマフィアのボスのR・ロジアは「インディペンデンス・デイ」に、愛人役のM・ファイファーもこの後順調に上っていき、妹役のメアリー・E・マストランニオは「ロビンフッド」や「パーフェクト・ストーム」に出てました。
映画史上最狂の主人公!
(2008-04-29)
この作品の主人公トニー・モンタナ(アルパチーノ)は映画史上、最も
強烈な個性を持つキャラクターでしょう。キレると手がつけられません。(笑)
暗黒街を渡り歩く一匹狼的なキャラは、これまでになく斬新です。
まさに、太く短く生きた人物として、その特徴を存分に生かしきっています。
画面に釘付け状態になることは間違いないでしょう。