好き嫌いは分かれるが傑作ミュージカル
(2008-07-03)
もう25年前に、東宝のミュージカルを見た記憶がよみがえりました。
大体においてブロードウェイミュージカルを映画化すると、舞台を見た者は満足しない事が多いのですが、この映画はその中では屈指の出来ではないでしょうか。
ティム・バートンの個性が上手くこの作品にはまったような気がします。
当時のロンドンのおどろおどろしい雰囲気が画面から伝わってきます。
歌を見事にこなすジョニー・デップもいいですが、ここではヘレナ・ボナム・カーターを誉めたいです。
小さい頃からこの役がやりたかったと言うだけあって、見事なラベット夫人を造形しています。グロテスクと哀しさを秘めた歌声が最高です。
「フランケンシュタイン」の時同様、今回もラストで炎に包まれますが、この人ほど炎の似合う女優はいないんじゃないでしょうか?この次は是非ジャンヌ・ダルクを演じていただきたい。
それから、本来なら美男が演じる船乗りアンソニーをあえて微妙な容姿の役者(賞味期限が切れた美少年と言う感じ)に演じさせているのが映画の雰囲気にピッタリで感心しました。
この賞味期限ぎりぎり感が全編に漂っています。(美男としてのジョニー・デップ、美女としてのヘレナ・ボナム・カーター、世界を引っ張っていく首都としてのロンドン。)
どんなものでも腐りかけたものが一番美味しい。
その風味がこの映画を傑作に仕立て上げたんだと思います。
やっぱりティム・バートンン
(2008-07-02)
ティム・バートンとジョニー・デップというゴールデンコンビ的作品なだけあって、なんともいえない世界観がすばらしいと思いました。少し、残酷なシーンは多いと思いますが、ティム・バートンの創り出す映像美に引き込まれ、あっという間に見終わってしまうでしょう。
☆グロテスクなミュージカル☆
(2008-06-28)
シナリオは普通ですが、音楽、演技、映画の雰囲気が素晴らしかったので、
私はそれなりに気に入ってます。
シナリオはよくあるパターンです。
一人の男が悲劇に会い、狂ってしまい、さらなる悲劇を作り出すお話。
ですが、この映画の重要点はシナリオではなく他のところにあるとおもいます。
服装、化粧、セットも映画のグロテスクさをよく表現できていて、
すぐに映画の世界観に引き込まれちゃいます。
本当に見ながら、「凝ってるなぁ〜」と思います^^
そして、役者達の演技も音楽は「素晴らしい」の一言です。
歌いながらセリフを言うのに(ミュージカルだから当たり前か…)、
ちっとも不自然じゃないし、何よりも迫力出ています!
「怒り」や「悲しみ」がよく伝わります、まさに迫真の演技ですね><
とにかく、「映画はストーリーのみが大切だ」と「グロテスクはダメ」と言う方にはオススメできませんが、
ミュージカルやグロテスクな雰囲気が好きな方にはオススメです。
全体的に中途半端
(2008-06-27)
なんか血がリアルティないし、ホラーが苦手な私も全く怖くないし、それもミュージカル要素のせいでしょうか?
ホラーにミュージカルにコメディと中途半端に入りすぎていて全体的に中途半端な作品に感じました。
ホラー一本にしぼればもっと、作品としておもしろくなったのではないでしょうか?
それだけに残念感が漂っています。
観ているのがつらくなって
(2008-06-25)
ティム・バートンとジョニー・デップの大ファン。それでも、最後まで観てるのがちょっとつらかった。ジョニーの歌が原因ではない。それはひとえにストーリー展開にある。とにかく残酷なシーンの連続で、死体が地下室に落ちたときにたてる音はしばらく耳から離れそうもない。そして救いのない最後。何度もこれを見て楽しむ人は少ないかなあ?