さぞかし恐かっただろう
(2008-06-30)
極々最近では,中国四川省での大地震,岩手・宮城東北地震,そしてまだまだ記憶に新しい,阪神・淡路大震災,芸予地震,とりわけ芸予地震では我が家も被災にあいましたので他人事ではありません。
地震などの自然災害を題材にした映画は,パニック物として制作されるケースは良くありますが,実際の当事者たちの苦労や悲しみはスクリーンでは伝えきれないものがあります。
本作は,04年10月の新潟中越地震で大きな被害を受けた“山古志村”が舞台で,三匹の子犬と母犬が16日間生き抜いたという実話をもとに猪股隆一監督が映画化した作品です。
早くに母を失った兄と妹は父親に内緒で子犬を飼い始め,“マリ”と名づけます。成長したマリが,三匹の子犬を産んだばかりのときに,あの大地震が村を襲います。
村人たちが避難した後,村に遺されたマリが,たった一匹で三匹の子犬を守り抜いたというエピソードが,失意のどん底にいた人々に生きる勇気を与えました。そして,奇跡のようなこの実話は,「山古志村のマリ」として発表され,アニメやコミックにもなっています。
“子ども+動物物はあたる”など,映画としての批評は色々あるかもしれませんが,地震を体験した我々にとってはそんな興行的な話ではなく,あのときは何か心の支えになるものが欲しかったのです。
小学生のお子様やお孫様をお持ちの方には,是非ともご一緒に鑑賞されることをお薦めします。子どもの目線で見ても同世代の子どもたちには感情移入され,きっと感動すると思いますよ。
余談ですが,マリが子ども達の後をついてくるシーンは絶妙でしたね。犬に“ダメ出し”するわけにもいかないだろうし,どのように撮影したのでしょうか,疑問です。
殺伐とした世の中だからこそ
(2008-06-21)
毎年の自殺者3万人。自分のエゴだけで人を殺すような人間も多く、
人の心が病んでいる今だからこそ、ぜひ観ていただきたい名作です。
犬を主人公にした名作はたくさんありますが、これは素晴らしい。
現実に起きた大震災を元に自然な脚色で、最後まで目が離せません。
特に犬たちと子役の佐々木真緒ちゃんは秀逸。
心底から純粋な涙がこぼれました…
(2008-06-16)
劇場でも泣きました。あんなに多くのお客さんが泣くなんて作品は久しぶりでした。心底から涙が溢れてきました。またDVDでも、泣かせていただきます!悲しいだけじゃなく、愛と感動、勇気をくれる絶品です。
表紙を見てまた涙
(2008-05-15)
TVCMだけでも泣いていた私。もちろん映画館では涙が止まらず、声を殺して泣いていました。
繰り返し襲う余震。その中でもマリは自分の子供達を守りながら、それでも人間の事も気遣う…、前足を真っ赤に染めて。
そのマリ達を置いて、避難所に行かなくてはいけない時の何とも言えない気持ち、避難所に向かうヘリを追うマリ…。
数々の印象的なシーンを思い出すと、今でも涙が出てきます。
是非とも沢山の方に見てもらいたい作品と思います。気になった方は、手に取ってみてください。
待ちに待ったDVD!今度は声を殺さずに泣けそうです。
最強の感動作
(2008-03-23)
実際に起きたあの新潟中越地震をきっかけにマリと
その家族たちの友情と絆を描いた感動の作品です。
感動作のなかでは<河童のクゥと夏休み>が2007年で
No1といいたいですが、こちらがNo1の作品だと感じて
きます。