ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
『エイリアン4』原作兼脚本家、渾身の佳作 (2008-04-24) 1)冒頭の救出襲撃シーンは見物である。すばやい編集でテンポ良く、観る者を映画の中に引きこむ。 2)登場するキャラたちも個性的でイイ。さすがである。しかし、活かしきれていない。もともとTV用の企画だったからだろう。尺の長さにたいして、キャラ数が多すぎるのである。 3)ラストちかくで、あるキャラが唐突に死んでしまうが、ストーリーに貢献できていない。特典映像中でもこのキャラを演じる役者さんは、やや困惑ぎみであった。この点を、改良すべきである。 4)旅をつづける船長の動機が、うすい。冒頭では命乞いをする民間人を見捨てる非情なシーンを見せておきながら、なぜ超能力少女のために危険を冒そうとするのか。カネにならないことには興味のない船長のモチベーションを、きちんと説明すべきである。 5)ハリソン・フォードを参考にしたという船長の倒れ方が、ウマいっ!!! 6)敵地突破のために船外に死体をくくりつけるというアイデアもすばらしい。 *** すぐれた低予算映画の佳作である。ぜひ『エイリアン5』も書いてほしい。