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the last day of syrup16g お気に入りに追加

出版社・発売元:

UNIVERSAL SIGMA(P)(D)

媒体: DVD
ランキング: 1430
発売日: 2008-05-28
カスタマーレビュー

鳥肌以上  (2008-08-09)
僕はあまりライブに行ってなかったので、まず曲数の多さに感謝です。「ex人間」「月になって」「無効の日」などは特にライブで聴いてみたかった曲で良かったです。あと「夢」が入っていればなぁ…。
が、何と言っても「正常」「リアル」が圧巻です!!鳥肌以上のものが立ちました!

幻想の終わり  (2008-06-22)
Syrup16g、最後の記録。「the last day of syrup16g」。
永遠に、記憶に残る最高の「LIVE」だった。

これが正真正銘、ラストアイテムだと思うのだが個人的にはなんとなく終わってない感じがする。
未だにシロップが存在しているかのような感覚のまま日々を過ごしている。
このライブDVDを観終えた今でも、五十嵐隆の歌、中畑大樹のドラム、キタダマキのベースが頭の中で鳴っている。
 多分、これはあまりにも依存しすぎて、感覚が麻痺しているのだと思う。
飽きても飽きてもどこかに新鮮さを見出し、リリースの無い時期でも薬を使うように聴いてきた。
ある意味健全じゃない。そういった重度のファンに突きつけられた「解散」は絶望、悲しみであると同時に
「解放」でもあったと思う。バンド自体も、ファン自体も。
インタビューでいっていた「Syrup16g」という幻想を終わらすことが一番誠実なんじゃないか、といった趣の発言。
だからいってしまえば当然の流れでもあった。沢山の思いは詰めれば詰めるほど重くなっていってしまう。
メンバー内の距離感や五十嵐隆の父親のこと、いろいろなものが合わさっての今回の終わり。
ファンならば正しく受け止めなければ、と。そんな意気込みで幸運にも買えたチケットで参戦したライブ。だったのだが−。

とても堂々とした、悲壮感のない完璧なライブだった。
完璧、というのはミスがないとかそういう意味じゃなくて空気感やバンドのたたずまい、
それらが完全に曲の持つエネルギーを一切のぶれなく発揮出来ていた、ということ。 これでベストといった感じ。
 鬼気迫る表情。研ぎ澄まされたロック・サウンド。一切の甘えを許さないシリアスな歌。
そのどれもが綺麗に融和し、これ以上ないくらいの独自の世界観が広がっていた。
いってしまえばCDそのままのエッセンスを、正しく強化・発展させた感じ。
少しでもシロップが好きなら本当に見ておいた方がいいと思います。
ただ、ただ、ロックバンドして単純に魅力的です。全力を出し切った潔いライブです。

バンドしての美しいフォルムを完璧な形で見せつけ、ステージを去ったSyrup16g。
ここまで「誠意」を見せ付けられたら納得するしかない。幻想の終わりである。

だけど自分の中ではもちろん、ずっとSyrup16gの音楽はなっているし、必要としている。
多分この日観にいった人達、そしてこのDVDを見た人達も同じなんじゃないかと。
ドキュメントDVDの最後に映し出される言葉を見て、この気持ちは永遠に続いていくんじゃないか、と。
ありがとう。

ちなみに、個人的なベスト・テイクは「正常」。
「Reborn」が終わった後のメンバーと観客の笑顔が眩しいなあ。これで終わりなのに!
あとDVDには入ってなかったけど、「ニセモノ」が終わった後に「あんたらはホンモノだ!」という観客の声があった。
その通り。

必 見  (2008-06-19)
びっしり埋まったの会場内の独特の濃い空気にいきなり飲み込まれてしまった。
ステージ上の人間たちの一挙手一投足も見逃さないというような張り詰めて
いながら、優しく見守るような一体感が画面を通してでも伝わってきた。
そんな中で、演奏する側も何かに追いたてられるかのように全速力で
駆け抜けるように、これまで出したアルバム中からの曲をいいバランスでつないでゆく。
どの曲も良かったが特にアンコールでのラストアルバムからの曲が
CDよりもシンプルに胸に響くものがあった。

もっと言葉を挟んで欲しい気がするも(疲れないかとも)
いったん手を止めてしまうと異様な空気に飲み込まれてしまいそうな、
いろんな想いを噛みしめて会場の空気に飲み込まれてしまいそうに映った。
この日、この一瞬に賭ける、これが最後でも構わないといったふうな気迫の
こもった姿に見ているこちらも思わず手に汗握りしめた。

その貴重な瞬間に立ち会えなかった残念な者として、このDVDを見て、
ようやく初めて「シロップ解散」を実感できてしまったのが辛かったが、
多くの人の中、いいライブで最後を迎えられたことに拍手とともに、
「ありがとう」「さようなら」「これからも…」様々な言葉が浮かんできた。
余計な演出が無いないからこそ、一つ一つのシーンが際立って見え、
どこを切っても見どころと言える見ごたえある映像となっていた。
何度も見たいと思う反面、一度通して見終わった後は、
しばらくはまだ見たくないような複雑な気持ちになる程の余韻が残った。

特典では、もう少しメンバー均等に映してくれたらなと思いながらも、
NHKホールでの解散宣言、武道館までの動きを追ったもの、武道館をやり終えた後の
燃え尽きた姿。ほんとに何気ないメンバー同士のちょっとした会話など、
これはこれで見れて良かったなと思えるものだった。
とにかく本編は、syrupの音楽に出会ったすべての人に目にして欲しいと言える、
syrup最後の姿がしっかり記憶された作品になっています。







結局は個人的な文章  (2008-06-08)
客観的なことからまずは書こうと思う。
ラストライブ、と銘打っているからにはさぞかし年季の入ったファン向けのアイテムだろうと思っている人は多そうですが、そんなことは全くない。
むしろ今作はその内容から、様々な面から見て「決定版」としてよい側面を持っています。
3時間以上ものライブをほぼノーカットで収録し、選曲はまさにベスト盤の様相、アングルや編集についても文句なし。
CDで聞くにはどうも説得力のなかった「動脈」「静脈」やアングルに難ありの「致死」など、ここらの商品の不満点が、コレですべて解消されます。
最近彼らを知った、という人も、迷わず購入すべき素晴らしい一本。オススメです。

私は結局、このライブには行けませんでした。
この作品をみて、その事を物凄く悔やんでいます。何を引き換えとしてでも、この空気を他の観客と共有したかった、と。
ラストだからといって、これがシロップのベストライブであるといいたいわけではありません。
演奏が完璧なわけではないし、サプライズ的な選曲があるわけでもない。
「無効の日」のミス連発はちょっとヤバく、何気にマキリンもミスっている。
「生活」のソロは今回もグダグダだった。
しかし、そのときの五十嵐の自嘲気味な笑顔を見てると、なんともいえない気分になってくるのです。
そしてそんな演奏のトチリさえ、「最後の日」という冠のシナリオにおいては、人間味を帯びたスパイスとして、こちらの感傷を引き立たせています。
私はこのバンドのファンとして、なによりそれを味わいたかった。
なんとも真剣で可愛らしくて、カッコイイのです。
「負け犬」のイントロはそういった意味である意味真骨頂かも(笑)。これは必見。負け犬だけに。
「センチメンタル」、「明日を落としても」の弾き語り、
後半の怒涛のパードナンバー連発、
アンコールでの最終作からの選曲及び新曲は、かなり聴き応えがありすばらしい。ここら辺が個人的には特に見所。
そしてラストを締めくくるはやっぱりあの曲。本人は気に入っていないと語っていたけど、今はどうなんだろう。好きになっていて欲しい。
緩急のついた非常に考え抜かれたセットリストだと思うし、非常にファンを思っての選曲だったと思う。
ほんといいライブだったんだなあ。

五十嵐さんはこのライブのあとどんな気分で日々を過ごしているのか。
安易な想像はしたくないし、そもそもそんなこといくら考えてもわからない。
解散の原因も色々な意見を目にしたけど、結局は当事者の胸のうちにしか、真実はないと思っています。
どこぞの掲示板で「結局バンドを解散せざるをえなくなった五十嵐は負け犬だ」なんて書き込みを見たときはとても悲しかった。
特典のドキュメンタリーを見て自分は、編集の影響かどうかは分からないけど、五十嵐さんと他メンバーの間に微妙な距離感を感じました。
それでもライブ後の最後の別れ際に、お互いをねぎらい、励ましあっていた姿を見て、柔らかで暖かい友情を感じました。
色々あったろうが、本質的な絆は失ってはいないんだな、と少し安心した気分です。

私は古くからのファンではありませんが、わずかな間にこのバンドに心を丸ごと奪われ、このバンドの音と共に生きてきたことは本当にいい思い出です。
今まで本当にありがとう。



いとおしい  (2008-06-01)
ところどころでいつものように叫んだり笑ったりする中畑さんも、、
正常で何かをぶちまけるようにベースを弾くキタダさんも
最後まで生活のソロが弾けない五十嵐さんも最後まで愛おしいバンドだなと思いました。

陰鬱な暗い歌詞をポップでダークなメロディに乗せて、黙々と演奏される姿も最後なんだなあと思うほどにしんみりしてしまいますが、最後にこの映像を手元に持っておくことが出来てよかった。
シロップファンならこのDVDは必携でしょう。

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