ローランド・エミリッヒの本領発揮。(DVDの仕様も良い!)
(2008-07-08)
今まで数百の映画を観てきた私にとって、この手の災害映画はもう見飽きていたのだが、WOWOWでの放送を観て気が変わった。改めてDVDを買ってゆっくり観てみることとした。
キャッチフレーズの「ID4の衝撃!タイタニックの感動!」とまではいかなかったが、災害の様子がリアリティー溢れる映像で描かれていた。現場のパニック感や絶望感、空気感までもが事細かに映像に現れていたのだ。最近のスリルなんかを追って突っ走る災害パニックとは格が違う。
この作品のVFXは、VFX制作会社9社が協力体制を組むというかつて無いスケールで制作為れたが、確かに素晴らしい(当年度のアカデミー視覚効果賞には無受賞無ノミネート)。
更に効果音も素晴らしい。この映画の監督、ローランド・エミリッヒは効果音の重要性を重んじている数少ない名監督であろう。
この監督、今までにも「スターゲイト」「インデペンデンスデイ」「ゴジラ(アメリカ版)」「パトリオット」等、数々の名作を作り出してきた監督だが、この映画は正にローランド・エミリッヒの本領を発揮した作品だ。
DVDの仕様も最高だ。本編には迫力のdts5.1ch音声が記録されているし、作品とは関係無いが「エイリアンVSプレデター」のメイキングも観れる。アルティメットエディションの宣伝も見物だぞ。
DVDライフを始めたら、まずはコレクションに入れたい定番の災害DVDである。
リアルな映像
(2008-05-18)
地球温暖化が招く来るかも知れない未来の物語。
危機に対しどういう行動をとるか
色々な立場の人を描いています。
自分の命に危険が迫ったら
仲間の命に危険が迫ったら
未来のために自分は何をなすべきか
情報開示は?
職業倫理を貫けるか?
未来の子供のために自分は何をなすべきか
今できることは?
いろいろなことを考えてしまいました。
前半のスペクタクルの見事さを台無しにしてしまう後半のご都合主義が痛かった
(2008-02-21)
前半の災害スペクタクルは迫力満点でした。ハリケーンが街を襲いビルが破壊されるシーン、ニューヨークの洪水シーン、ブリザードの目の中心で全てが一瞬にして凍りつくシーンなど見所が多く、最初のデニス・クエイドの警告からあっという間に異常気象になってしまう展開の早さもむしろ良かった。当然、後半にはもっと凄いCGスペクタクルが見られるだろうと期待したが、デニス・クエイドが息子を探しに行くだけの話になってしまい尻すぼみになってしまった。だいたい一面氷の世界でなんであんなに長い距離を迷わずにたどり着けるのか判らないし、たどり着くまで物凄い時間がかかるだろうから食料はどうしたのかとかの疑問が残ります。特殊な訓練もしていない学者があんな簡単にたどりつけるなら、装備も持った軍隊が北上すればもっと多くの人を助けられたのではないだろうか?あまりにあっけない再会とご都合主義のエンディング! 尻すぼみとはこのような作品のことをいう。(前半は★5なんですけどね)