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劇場アニメーション 「秒速5センチメートル」Blu-ray Disc お気に入りに追加
花村怜美
近藤好美
尾上綾華
水橋研二
新海誠
出版社・発売元:

ビデオメーカー

媒体: DVD
ランキング: 114
発売日: 2008-04-18
カスタマーレビュー

友人の勧めで  (2008-04-30)
新海誠さんの作品は見た事ありませんでした。

友人に
”ブルーレイ持ってるなら絶対買え。つまらんかったら俺が引き取る”
と勧められ、
収録時間が短いものの、アニメにしては
値段が一般的(高いのは某メーカーのみ?)なのと、裏カバーの写真だけでも
綺麗そうだなと思い購入しました。

オムニバス形式で、3話とも距離/時間の単位がキーワードになっており、
少しの距離なのに、なかなか近づけない
あるいは、近くに見えるけど、本当は遥か遠くと
表面は一応恋愛感情のジレンマが話の軸で、日常を舞台としながら
とてつもなく美しい瞬間が訪れます。
懐かしいありふれた日常風景でありながら、圧倒的に美しい矛盾した空間。
アニメーションならではの世界が体験できました。

さらにテーマを深読みしたくなる演出も施されており、
自分の日常も見つめなおす機会も与えてくれるのでは?とも感じます。
尺の短さや、オムニバス形式なのも記憶や思い出を演出してるのかな?とも思います。

山崎まさよしさんが大嫌いな人、一目ぼれして猛アタックが出来る人、以外にはお勧めです。

期待以下  (2008-04-29)
作品自体には4つ星ぐらいあげたいですが、やっぱり音の収録が48kHzの4.0chリニアPCMだったっていうのが非常に残念でならないです。
DVDと同じ音質っていうのが納得いかないですね。
まぁ制作人数が少ないため、制作の段階でサンプリング周波数が48kHzだった可能性も否めませんが、
映像はハイデフなのに、音がハイデフじゃないってどうよ・・・と。
DolbyTrueHDやらDTS-HDまでは望まなくてもせめて96kHzリニアPCMで5.1chぐらいはしてほしかったですね。
以上の理由により、平均以下の評価ということで少々辛口ですが、二つ星の評価としました。

ゆったりと眺めていたくなる(1層 1080P/AVC PCM4.0&2.0ch)  (2008-04-20)
貴樹を中心とした模様を、時間の経過と共にその断片を3話のオムニバス形式で綴っている。
大きな軸はなく、ストーリー自体は未完。これは一方的に提示するのではなく、視聴者が自らの経験などを投影・補完しストーリーを作り上げてゆく様になっている。それ故、観た者によって全く印象が変わるだろう。
もし、これを緻密に計算して作ったのであればある意味凄い事だ。

強く印象に残るのは、その書き込まれた背景画。一見、写実的だがデフォルメされた街の風景、夜空・星の数々・種子島の海やロケット発射シーン、降り注ぐ雪や桜吹雪は見事。
雪の表現とゆうのは既存の映画においては、「ただ降っている」としか感じられないものだが、今作では、ふんわりと舞う雪の種類まで、繊細な捉え方で表現されている。
また特記出来るのが、光の表現である。光の捉え方はジャンルを問わず絵描きのひとつの課題でもあり、顕著に特徴が現れるもの。人間は何故か光に惹かれてしまう。日の出であったり、木漏れ日であったり、焚き火や暖炉の火であったり。
時間が止まり、照らされた互いを横目で温かい気持ちで見た経験は誰にでもあるだろう。
その光をしっかりと掴まえ、画の中に上手く生命感を持たせている。
しかしその反面、登場人物の作画デザインに違和感を感じてしまう。好みもあるのだろうが、いかにも「アニメ」といった印象を受け、違和感をおぼえる。
国産アニメーションのBlu-ray化が盛んであるが、このジャンルが苦手であった為、正直初めは厳しかった。
どうしても「型」があり、少女などの作り過ぎた声や動き・キャラクターに引いてしまう。
普通に「映画」として観ると、やはりとっつきにくくBlu-rayで登場してなければ観る事も、興味をひく事もなかっただろう。そういった方も多いはず。

ただ、それでこの映像を切り捨ててしまうのはいささか勿体ない気がする。
叙情的な空気、やわらかく繊細なディテイルと階調は素晴らしく、Blu-rayとの相性は極めて高いからである。
まず特典収録の名曲「One more time, One more chance」PVをご覧になると良いのではないだろうか。音楽PVは洋楽では重要なコンテンツでひとつの映像作品となっているが、その感覚で観る。
こちらのスペシャル・エディションPVは、全3話からのダイジェスト映像で構成されており、非常に曲にマッチしている。実に手の込んだミュージック・クリップとして感心出来る。
そして、次に3話目を観る。この第3話「秒速5センチメートル」は中々良かった。
夜、都会の雑踏の中。ふと感じる理由のない孤独感が歌にのせてしっとりと流れる。3話目は短く直ぐに「One more time, One more chance」が流れる為、Michael JacksonのPVの様に、ストーリー仕立ての音楽映画としても楽しめる。
この2つだけでも確かに観る価値があった。

アルバムをめくる様に断片的に振り返る。こうした見方も可能である。
「アニメ」への抵抗感が薄らいだ事は大きな収穫であった。

もし。少しでも気になっておられるならば、お手に取ってみたらどうだろう。

引き込まれるほどの映像美  (2008-04-19)
新海誠監督によるオリジナル短編アニメーション。
映像はかなり綺麗です。
アニメですのでフィルムグレイン処理はなくキリッとした映像。
作画が細かい作品ですのでそのすごさがよく分かる。
細かい描写の箇所や文字、細い線まで一切破綻する事がなく、全てはっきりと見る事ができるすごさ。
独特な映像美のある映像を忠実に再現しております。
他のBDアニメ作品と比べてもかなり綺麗に感じる事ができます。
今まで見てきたBDアニメの中でもトップレベルじゃないでしょうか。
音もかなりいいです。
透き通った音が非常に心地よい。
全体的に鳴りは大人しめですが、伸びがよく通る音。
作品の雰囲気にマッチしており非常によいです。
サラウンド感はそこそこの印象。
携帯電話のバイブ音が自分のものかと勘違いしてしまうくらいのいい音です。
セリフ部分も大変クリアで聞き取りにくい箇所はありませんでした。
大変満足できる音質です。
内容は切ない恋愛アニメ。
設定的には分かりやすくすんなりと観る事ができる。
現実の世界でありうる日常を描いております。
とにかく映像が綺麗で引き込まれる。
主題歌との相性もよく、ラスト付近の曲の盛り上がりは映像の美しさと相俟って鳥肌ものです。
短編連作3部構成というのも見易くテンポがよいです。
見終えた後に切なさが残る、でも少し前向きになれるそんなアニメ。
ただ、また違った形のエンディングも見てみたいと思ってしまいました。
特典はHD画質で予告や特報、主題歌のPVなど。
特にPVの出来がよくループ再生したいくらいです。
パッケージ内には8Pのブックレットなど同梱されており中々。
とにかく映像が美しいのでBDに最適と思える作品でした。

どこにでもある  (2008-04-19)
物語は、どこにでもありそうな青い恋の話から始まっていくのだが、
その描写は、空気から道路、雑貨に至るまでとことんリアル(現実)感を
追求している監督のこだわりがハッキリと見て取れる。

そこに特別なものは何も無いのだけれど、アニメという2次元の中で
これほどの材質感や現実感を感じるのは、監督本人のこの作品に対する
確固たるメッセージのように感じました。
とにかく、これほど何処にでもある日常を美しく描き出す事ができるのは
新海マジックと言える程だと思います。
ストーリーも一般的な商業映画のようなクライマックスや明確な起承転結は
ありませんが、物足りないと感じるか、日常を切り取った内容と映像を
好みだと感じるかは完全な個人個人の判断になると思います。

ただ、昨今の低予算でとりあえず仕上げました適なアニメに物足りなさを
感じている人には、美麗な絵と山崎まさよしの歌と相まって十分に楽しめる
作品だと思います。
癒し系作品とも言える本作品が沢山の人の目に触れる事が出来ればいいなと
思いました。


最後に付け加えるならば、小説版を読むと映画版では描写されていなかった
部分やストーリーが補完されていて、その後でまた映画版を観るとより
面白く感じました。

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