ヴィジュアル&サウンドショック!
(2008-11-27)
舞台はスペイン内戦下。その時代背景に対してと母の再婚相手が冷酷な指揮官という希望を失った少女「フェリア」が展開するファンタジーあるいは…。
ハイクオリティな映像美とこだわりを感じるサウンド効果に脱帽です!
それだけでもかなり満足だったが、ストーリーも悪くない。見るものによって異なる解釈を生じつつも、いずれも完全消化できる美しいエンディング。
難しい話ではないしPG-12(12歳未満保護者同伴)もありかもしれないが、個人的に小学一年生の息子には見せないのが無難と判断。
パンズ・ラビリンスは見る人による。
(2008-11-14)
ロストチルドレンも最高だったが、
このパンズ・ラビリンスも最高のダークファンタジーだ。
個人的にはフランス映画やスペイン映画の重く切ない雰囲気が好きだ。
批判してる人は芸術とかには興味ない人だろう。
この作品はファンタジーではあるが、ワクワクというよりはドキドキだ。
子供向けではないことは断言できるのでそこは覚えておこう。
まさに戦争時代の現実世界を描いてると思う。
それにしても傑作映画だった。
R-18指定に
(2008-11-09)
最初の残虐シーンが頭からしばらく離れず、なかなか映画に集中できなかった。
幻想的なシーンは視覚的にも見事であり、現実描写もリアルで丁寧に作られているが、
それにしてもこの現実は辛すぎる。この設定はなんの為に必要であったのだろうか。
スペイン内戦を描きたかったら、なにもファンタジー仕立てにする必要はあるまい。
観るかぎりはなにかそこに監督の思い入れがあるとは思えず単なる暴力の現実がそこに
あるだけである。
この映画の最大の失敗はラストの余計なコメント。それまでのリアルな描写と幻想的な
シーンの交錯が全く無駄になってしまった。ほんとうにおこったのかそうでなかったのか、
謎のままにするのがファンタジーであろう。
ファンタジーの力
(2008-11-08)
この作品が他のファンタジー作品と大きく違うのは子供を主人公にしておきながら子供に向けたファンタジーではないということです。
子供に向けた作品とは辛い現実の中でも生きていく希望を語ろうとします。しかし辛いだけの現実が舞台ではそれをするのは中々難しい。だからファンタジーが必要になってくるのです。それは話の主人公だけでなくそれを見る子供たちにとってもです。
辛いだけの現実から一旦彼らを離して異世界に連れて行くことで、彼らを癒し、試練を与え、辛い現実の中でも生きていく力を手に入れさせる。
ファンタジーにはこれを可能にする力があるのです。
トトロも、千と千尋もその他多くの子供が主人公のファンタジーはこれです。
しかしこの作品は違います。この作品のファンタジーは子供を辛い現実から離し解放をしはしましたが、辛い現実の中で生きていく力は与えませんでした。
つまり子供に希望を語るようなものではない、ファンタジーが必要な人達に向けたものではない、ということです。
この作品の中では辛い現実、残酷なまでの現実がずっと描かれます。
圧倒的な現実の前で果たしてファンタジーはどれだけの力を持つのか?そんなことを考えた作品でした。
映像の美しさ、緊張感にエンターテイメント性、俳優陣の演技には文句なしです。
面白くなかった
(2008-11-04)
言うほど面白くないしファンタジー話がなかなか進展しないので見ていてかなり退屈だった。
ファンタジー好きの人は気をつけてほうがいい。ファンタジーの占める割合が全体の2〜3割くらいだから!
よくある戦争後の小部隊の物語がメインで進行していて、ファンタジーと合っていない。別々の作品が合体してる作品。主人公の女の子が万人ウケする容姿をしてないのもダメ!
地下の王国に行ってからの物語を長く見たかったのに!えっもう終わり!?て感じ。