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二期神回8話収録! (2008-06-20) 8話、9話はオリジナル部分がいい意味で光っており、特に8話はアニメならではの演出が 非常に優れており、二期で最も私のお気に入りの回です。ビデオを20回以上見返してしま いました。 担当官を失ったクラエスの「いつも通り」の毎日は、一見無機質で悲しみの中にあるように 描かれたところから話は始まります。でもそれは鏡のように、表裏一体のもので、実は幸せ の欠片があちこちにある様がわかります。 彼女がアンジェと二人でプリシッラにスクーターで乗せられ、三人乗りで夕日をバックに 走る落ち着いた場面は、義体と言う悲しき運命を持つ彼女達の生きる毎日が、時に幸せな積 み重ねの中であることを示しています。 そういった「いつも通り」の風景の中で彼女達は、幸せと悲しみの交差の中を、精一杯生き ることで失った担当官の教えられた生き様を、体現しています。 名曲「スカボロー・フェア」をテーマに流れる落ち着いた世界と共に、私達は学ぶでしょう。 9話は、一転してに美しいドレスに身を包み、担当官のために暗殺と言う汚れ仕事をこなす 義体の姿が描かれています。 この二つの回での小さく光った共通のテーマは、ベアトリーチェ(愛称:ビーチェ)。 漫画ではほとんどキャラクター性がわからないビーチェですが、二期ではこの子に少しですが スポットが当てられています。メインヒロイン達は担当官を溺愛し、生きる意味に全く 迷いがありませんが、彼女らと違ってビーチェは、まだ模索している最中にあります。 何の興味もなしに淡白に生きる彼女が、同じく淡々と生活しながらも充実して生きるクラエスと 共にするうちに生きる意味を見つけようとし始めます。少ないカットではありますが、微笑まし い場面です。 そして私達もビーチェでもあります。 「それって‥‥楽しい?」 一見馬鹿にしているような台詞です。でも‥‥教えてほしい。そんなおぞおずと聞くビーチ エの問いを私達は持っているのですから。