隠れた傑作
(2008-07-20)
舞台は役者のモノ…映画は監督のモノ…そしてTVは脚本家のモノ…なんてコトをよく言うけどTVだって演出がしっかりしてなきゃダメなのは当たり前のお話です。
で、この作品…流石に名前の前に『あの』…と、定冠詞がつく二人組…刑事コロンボの『リチャード・レビンソン』と『ウィリアム・リンク』の製作・脚本なんでその辺りもしっかりしています。
因みに監督の『デヴィッド・グリーン』も派手さは無いけどそつなく話をまとめていますな。
役者が地味とか、タイトルに警部マッカロイはいらないだろう? なんちゅ〜意見もありますが、ま〜些末な問題と言ってよいでしょうね。
個人的に気になったのが二点ばかり…
舞台管理者の爺さんは、この仕掛け(ネタばれになるんで詳しくは書けませんが)を何処まで知っていたのか?
もし探偵側と完全にグルで犯人をハメたとすれば大した役者です。
もう一つはラストに出て来るシャンパングラス…製作当時(82年)辺りだとアメリカでも未だ口の広いグラスの方が一般的だったと思うんですが…敢えて細身のグラス(本当にシャンパンの味を楽しむならこっちの方が良い)にしたのは、主人公と被害者の女優が単なるミーハーのブロードウェイセレブ…では無く、酒の趣味や拘りもちゃんとしたインテリだぞ…と言う演出意図からなんでしょうかね? 非常に些細な事ですが気になりました。
あ、そうそうちらっと出てくる引っ越し屋の兄ちゃん…なかなか良い芝居をしています。日本のドラマって(映画もTVも)こ〜ゆ〜ちょい役に気を使わないから話しに厚みが出ないんだよな〜…
なんせ廉価版のDVDとしては非常にお買い得です。
大絶賛!!
(2008-02-22)
見事なトリックです。
なかなか見破れません。
おまけに邦題の「刑事マッカロイ」自体も仕掛けになっているなんて・・・素敵です。
まあ、そこが分らない人もいるとは思います・・・。
ミステリーファンなら見終わった後に、私の言う事が必ず分ると思います。
「ははん、そういう事かって・・・」という感じで・・・。
まさに高度な頭脳戦です。
唐突感と観終わった後,邦画タイトルに違和感があった作品
(2008-01-06)
「刑事コロンボ」の原作者だけあって、犯人に対する"引掛け"は興味深かったですが、唐突感と観終わった後の邦画タイトルの違和感が拭えませんでした。タイトルは原題の通り「殺しのリハーサル」だけにして、「刑事マッカロイ」をつけない方がすっきりする気がしました。理由は観られたら解ると思いますが・・・。