異色の作品です
(2008-04-07)
この作品のタイムトラベルの方法は何とも変わっています。
今、観れば、ストーリーが強引すぎてついていけない部分もあります。
賛否両論ですが、絶賛するほどの作品でも無いような気はします。
とびっきりスイートハートな映画。ジョン・バリーの音楽も素敵です
(2008-02-27)
タイム・トラベルを使ったラブ・ロマンス作品のなかでも、とりわけスイートハートな映画。冒頭、ひとりの老婦人がリチャードの所に歩み寄って、「帰ってきてちょうだい」と言うシーン。と、そのすぐ後に、ヴァイオリンが奏でるしみじみ美しいジョン・バリーの音楽がかぶさるのですね。今回もこの場面で涙がこぼれました。
原作はマシスンですが、リチャードが1912年の旅へと向かう時に、当時使われていたコインを身につけるところをはじめ、作品全体の雰囲気はジャック・フィニイのものと言っていいでしょう。フィニイの珠玉の名品「愛の手紙」(『ゲイルズバーグの春を愛す』所収)のこころを描いた作品として、これは本当にリリカルで、胸がいっぱいになる映画ですね。
若き日のエリーズ・マッケナを演じたジェーン・シーモアの、桜の花がこぼれるが如き美しさ。恋におちたらまっしぐらの青年を演じたクリストファー・リーブの、あたたかな人柄が役柄にぴったり馴染んでいるところ。話のロマンティックなムードを、心にしみるメロディーで盛り上げてゆく、ジョン・バリーの美しい音楽。←輸入盤CD『Somewhere in Time』がまた、実に素敵な音楽集なのです。
見返すたびに、あのシーンこのシーンと涙があふれてくる映画。舞台上のエリーズ・マッケナが、観客席のある人物に向けて、自分の本当の気持ちを告白するシーンなどは、何度見ても泣いてしまいます。お気に入りの一本です。
時を超えた永遠の愛! そして美しい旋律!
(2008-02-14)
時を超えた愛を、切なく、詩情豊かに描いた珠玉の映画。
クリストファ・リーヴ、ジェーン・シーモア主演で1980年公開の作品。
1970年代に活躍した劇作家リチャード・コリアー(クリストファ・リーヴ)と
1910年代に活躍した女優エリーズ・マッケナ(ジェーン・シーモア)をつなぐ1枚の肖像写真。
写真の中で微笑むエリーズが、その笑みを向けている相手は誰か?
エリーズの微笑む表情が最高にすばらしく、美しい。
舞台初演を終えた新進の劇作家リチャードのもとに、ひとりの老婦人が訪ねてくる。
「帰ってきて」という言葉と金時計を残して立ち去る彼女。
8年後、リチャードは、あるホテルの資料室に飾られた一枚の肖像写真に出会い、心を惹かれる。
1912年にそのホテルで公演した女優エリーズ。
それは、8年前に会ったあの老婦人の若き日の姿だったのだ。
エリーズへの想いが募るリチャードは、時空を超えて彼女に会おうと試みる。
二人は再び出会うことができるのか? 二人の愛のゆくえは?
答えは、ぜひ自分の目で確かめていただきたい。
ストーリイもさることながら、ジョン・バリー作曲による音楽がすばらしい。
「映画音楽シアター」というラジオ番組(だったと思う)で
著名人が好きな映画音楽をリクエストするコーナーがあり、
その時に初めてメインテーマである"Somewhere in Time"という曲を聴いた。
映画のエンディングにも使われた、ロジャー・ウィリアムスのピアノが奏でる美しい旋律を。
実は、"Somewhere in Time"という曲に魅せられたのが先で、映画視聴の方が後だったのだ。
包み込むような愛を感じずにはいられない曲の調べ、
迷いなく覚悟を決めた人の心象を表したような曇り無く透きとおる旋律。
この曲を聴き、映画に思いを馳せた。
この曲を聴いていると心が安らぎ、とても落ち着くことができた。
期待して見た映画は想像していた以上の内容で、大好きな映画のひとつになった。
公開から27年になるというのに、今も根強いファンが多く、
日本版サイトも公開されている。
生涯忘れえぬ名作!
(2008-01-27)
自分の生涯忘れ得ないベスト10に入る名作ですよ!これは・・・
劇場公開の時は ベタコケで2週間も上映しなかったのではないかと記憶していますが
パラパラの客席で観終わった時のしばらくは席を立てなかったほどの衝撃が今でも熱く思い出されます。その後、口コミでジワジワとこの作品の評価が広まってある種のカルト作品的な人気が定着しましたが、まだ未見の方には絶対に観おとしていただきたくない作品です!
カメラも音楽も最高!
ストーリー同様に この素晴らしい映画の世界にタイムスリップしてしまいます!
さらに特筆すべきは、この作品でスーパーマン役者から脱皮した今は亡きクリストファー・リーヴの評価されるべき名演技も見ものです!
さらにジェーン・シーモアのこの作品での美しさは格別です!
隠れたラブ・ロマンスの傑作
(2007-12-20)
公開当時は「古臭い陳腐なラブロマンス」と酷評された作品だが、いまやカルト映画の代名詞としてファンクラブもあるほどの人気。とても「ジョーズ2」の監督の作品とは思えないほどロマンチックな作品。
最初に観た時はいかにジェーン・シーモアが美しくてもホテルに飾ってある写真を見ただけであんなに夢中になるのだろうかと思いましたが、あの写真の撮影場面が後で出てきて、実はジェーン・シーモアがクリストファー・リーブに微笑みかけたときに撮影された写真であることが判り、納得しました。タイムマシンを使わないタイムスリップという設定もこの映画では無理がありません。
ジョン・バリーによる音楽が最高で、この美しいメロディを聞くだけで、鳥肌が立ってしまいます。まだ観ていない方、ぜひ一度見て下さい。おすすめです。
特典映像のインタビューを観ると、撮影中の微笑ましいエピソードやロケ地の様子だけでなく、低予算でスタッフ・キャストがいかに頑張り、結束が固かったがわかります。