「マトリックス」とは異なる視点で描いた仮想空間
(2008-08-24)
やはり同時期に作られた「マトリックス」との比較を意識してしまうが、「マトリックス」は背景となる舞台設定として仮想空間を描いていたので、アクション映画としては無類の面白さを持ちながらもストーリー展開としては3部作にしてもあまりスッキリとした結末に出来なかったのに比べ、この「13F」ではアクションや派手なCGはない代わりに物語として優れている。
まず仮想空間がひとつではない設定にすることで、構成としては複雑になるが物語に深みが出たし、仮想空間で死亡すると仮想空間の住人と現実の人間が入れ替わってしまうというアイデアも秀逸。これらの設定を踏まえた上で、全体に暗い内容であったにもかかわらず、最後をグレッチェン・モルの恋愛が成就する形でのハッピー・エンドにしたことで非常に後味の良い余韻の映画となっている。一般的にはあまり有名な作品ではないが隠れたSF映画の名作。
中々、完成度は高いと思います
(2008-04-15)
もう古い映画ですが、今見てもハマる作品です。ひと昔前のバーチャルという古さはあるでしょうけど、過去・現在・未来の登場人物の接点がうまくできています。今見ても面白いので友人にも勧めました。完成度は高いですよ。