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ハリウッドランド お気に入りに追加

出版社・発売元:

ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント

媒体: DVD
ランキング: 16456
発売日: 2008-02-20
レビュー (Amazon.co.jp)
サスペンス『ハリウッドランド』は実話に基づいている。その事件は1959年に起こった。テレビ番組『アドベンチャーズ・オブ・スーパーマン』の主役、ジョージ・リーブスの死。これがハリウッドの黄金時代の斜陽期に、さらに影を投げかけることになる。ポール・バーンバウム脚本の巧みな犯人探しサスペンスは、リーブスの死(公式には自殺とされたが納得のいく解決は見られていない)にまつわる、きな臭い空気を効果的に呼び覚まし、事件の状況からリーブスは殺害されたのではないかと示唆している。リーブスがたどった憂鬱な映画人生を描き、落ちぶれた私立探偵によるリーブスの死の原因の調査過程を組み合わせ、本作はハリウッド・ドリームの表と裏の生活を平行して描く興味深い作品となっている。監督はHBOチャンネルの『ザ・ソプラノズ』、『Rome』、『シックス・フィート・アンダー』など、テレビで秀でたキャリアを築いたアレン・コールター。リーブス事件の悲劇的な側面と懐かしの探偵ものに対するリスペクトとの間で、うまくバランスを保っているし、エイドリアン・ブロディも架空の人物である私立探偵ルイス・シモとして絶妙な演技を見せて、リーブスの生涯最後の数カ月における切ない心情に見る者を引き込んでいく。
 ベン・アフレックは雰囲気のあるフラッシュバックでリーブスを演じ、その演技は絶賛された。スーパーマンとしてのスターダムと、金銭的には愛人のトニー・マニックス(ダイアン・レイン)に依存していたリーブスをうまく捉えている。どこか貪欲なトニーはハリウッドの“まとめ役”でMGMの重役エディ・マニックス(ボブ・ホスキンス)の妻だ。シモの調査が進展を見せるにつれて、エディのマフィアとのつながりが殺人につながったことが示唆されていく。リーブスの次の恋人(演じるのはロビン・タニー)にも責められる点があると匂わせ、シモ自身の生活も次第に紐解かれにつれて、リーブスへの共感が重要性を増していく。説得力のあるシナリオで謎を提示した『ハリウッドランド』は、登場人物たちの運命に清々しく同情を寄せることができるミステリとして、おもしろみがある。ありのままに描かれた登場人物は、どんな町にでもいる夢がいつも実現するとはかぎらない夢見る人々と似ているのだ。(Jeff Shannon, Amazon.com)

カスタマーレビュー

じっくりと味わえる映画だった  (2008-10-05)
実際にあった出来事が基になった映画なのですが、
人物造形がリアルで、見応えあるドラマだった。

子供たちにとっては憧れのスターなのに、自分の
あるべき姿は別だと思って不満を抱えているような。

自分の仕事はこんなもんじゃないと野心を抱え、
家族や大切なものを見失って生きているような。

自分が成功する姿を夢見て、今の幸せに気付かない
2人の男たちの人生を、じっくりと味わいました。

ハリウッドの闇を描く面白さ、微妙な人間関係の
面白さと、丁寧な描写を最後まで堪能しました。

シモを演じたエイドリアン・ブロディが素晴らしい!
味わい深い役者の魅力でいっそう楽しめる映画だった。

事実とフィクションが絡み合うヒューマンドラマ  (2008-07-14)
1950年代にスーパーマンで一世を風靡したジョージ・リーブスの謎の死に迫る映画。事件は解決せず現在も謎のままだけれども映画の主人公シモ(架空の人物)がその事件の真相を究明しようとする。探偵社を解雇され一人となってしまった彼にとってこの事件は大きな仕事だった。家族を顧みず事件に没頭する彼。彼はジョージ・リーブスについて調べていくうち自分とジョージを重ね合わせていく。彼も自分も仕事を追いすぎるあまり私生活はおろそかになってしまっていた。そんな自分の姿に気づいていく…。

探偵映画で事実を背景にし、1950年代を忠実に再現した力作。ジョージ・リーブスの真相は闇の中のままだけれどもシモの心の推移がとても印象的。自分の子供に対する接し方の粗末さに気づいていく様子に感動しました。

‥そしてミステリアス  (2008-05-29)
スーパーマンのファンでも何でもないので、特別な『何か』がきっかけで見たワケではありませんが、作品そのものの完成度は上出来でした。構成も演出も全てに於いてお見事。

1950年代のハリウッドを知るのにもオススメします。華やかであり‥そしてミステリアス‥。

現代では『再現』という形でこうしてお目にかかれるのも幸せ(ラッキー)かも知れないですね。この先、20年、30年‥と経った時代に、現代のハリウッドも『再現』という形で描かれてたりするのだろうか‥と無意味にも考えてました。

D・レインとB・ホスキンスが主役を巧く立てた佳作  (2008-03-16)
個人的には歳を重ねてもヒ美貌を維持しているが本物の若さにはかなわない女性の悲しさと嫉妬、怒りを表現したD・レインとその夫でいかにもハリウッドの暗部にかかわっていそうなB・ホスキンスの存在感が圧倒的で、それゆえ、B・アルレック演じるG・リーブスの苦悩に現実味が感じられ、また、E・ブロディも架空の人物ながら生活感をにじませながら謎解きの探偵を巧く演じ、物語に巧みに溶け込んでいる佳作に感じました。

スーパーマン  (2008-03-07)
子供のころテレビに釘付けになった、あのスーパーマン。
確かに「大人」ではなく「子供のヒーロー」だった。

彼の死は、あの頃の日本の子供たちにの耳には聞こえていなかった。
聞こえていたら、やはりショックを受けたに違いない。
だって「僕の、私のヒーロー」だったのだから。

大人になった今、彼の人間としての物語を見た。
本人はやはり、「大人たちにとっての大スター」を夢みていたに違いない。
彼の悔しさがわかる。自分に、大人たちの目を惹きたかったに違いない。

当時のハリウッドで生きた人々の、一断面を見た思いがする。

彼亡き後も「スーパーマン」は続いた。
それを知ったら「、自分を見直す彼」観る事が出来たかもしれない。
もっと違う俳優になったかもしれない。
そんな彼を見たかった。

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