映像は革命的 ストーリーは三流すぎ
(2008-04-03)
確かに映像は凄いと思うだけどそれだけじゃ駄目なのよ 肝心なのは内容ですよ内容
それで見たらなんか別に新しさもないしむしろベタなほうじゃないですか これがグランプリ
を取るのもどうなのかなぁ まぁそれでも暇つぶしくらいにはなるかも。
ヨーロッパ調のシン・シティ(?)。都市のデザインは一見の価値あり。
(2008-03-19)
声優に、007のダニエル・クレイグやロード・オブ・ザ・リングのイアン・ホルムなどを配していることで、白黒アニメによる演技の表現力の制約をカバーしている。不思議と、ハイコントラストによる単調な表情に、味が感じられるのは、声の名演のせいだ。これは見事。
この作品のアニメの独特なところが、背景や、服の質感、そして雨がガラスをつたう流れやタバコの煙などに非常に細かな絵が書き込まれているのに対し、さきほども書いたが、表情をとても単調にしていることだ。これで表情まで緻密にかくと、コミックの持ち味が失われてしまうからそうしたのだと思うが、ちょっともったいない気がした。
パリの未来都市のデザインは一見の価値あり。ノートルダムなど古都のゴシックな基調を残しながら、ガラス床の2階建ての街や、空中に浮かぶアヴァロンの社長室など未来デザインがうまく溶け込んでいる。さらに、悪党ファイファ(だったっけ?)のアラビックな豪邸も、なんというかセンスを感じさせる。
肝心のストーリーは、そんなに新鮮味があるわけではなく、ハードボイルド調の仕上がりで可もなく不可もない、といったところ。
シン・シティーとどっちが上か、と聞かれれば、難しい。あっちはアメコミで、こっちはヨーロッパのコミックといった感じかな?
全シーンが芸術
(2008-02-24)
舞台は近未来のパリ。全シーン白黒で構成されており、エッフェル搭や西洋の街並みがとても刺激的かつ綺麗で美術館にいるようでした。
しかし、白黒のアニメ、ハリウッド映画並みのアクション、生命倫理、と様々なテーマや試みがあり、一度で全てを理解するのは難しい。
[映画は娯楽]と捉え、一度だけ見て、おもしろい、おもしろくないで評価を決める方には重苦しく感じるかもしれません。
しかし[映画は芸術]と捉え、気になったシーンや好きなシーンをを何度も見る方にはとても楽しめる作品になっています。
きたいはずれ。
(2008-02-22)
少々、期待はずれでした。二千七年アニメ部門で賞を獲得した『鉄コン筋クリート』を借りる際、たまたま隣にあり、「映像革命」云々と書かれていたので手にとったのが始まりです。
内容は…生と死は絶対に離れられないものであるがために、それを分断することは悲劇を招く、という倫理やらなんやらを全面に押しだしたモノ…と感じました。だれもが求める『不老不死』は、求めてはいけない。求めて手にしてしまったが最後、一生後悔することになる。
映像は、賛否両論にわかれそうなモノだと思いました。モノクロのため、シーンによっては少々わかりづらい部分が…。アニメ画ではなく、妙に人間味じみているキャラクターがまた…なんともいえず…。…しかも、主人公の名前を理解できたのが、後半にさしかかってからだったりして…。
道徳とか倫理といったモノが好きな御方は、一度借りてみるとよいかもしれません。
映像革命ですか。
(2008-02-22)
全く予習無しに拝見しましたが、正直寝なかったのが奇跡です。映像革命という事で様々な手法に挑戦して行くのは良いと思うのですが、“実写でも無くアニメでもない”という作り方をする事にあまり意味を見出だせません。内容はハリウッド映画にありがちでしたし、映像から人間の暖みみたいなものを全く感じられず置き去りにされた様な気分でした。
23憶の予算と10年の構想の果てに生まれた作品がこれ?と正直問いたいです。これからのアニメーションがベクシル等この様な感じになって行ってしまわないか心配です。