一途な少女の幼心にうたれます。
(2008-04-11)
この映画、見る人の視点によって全く評価が違うようですが、私は文句なしの☆五つです。
アクションは女剣士役のユン・ソイはスタントなしとは信じられないほど見事な剣さばきです。また衣装も、「王の男」のような壮麗さはありませんが、お金と手間がかけてある感じですばらしいと思います。主役の王役のイ・ソジンの演技も安定感があり、なかなかはまってます。たしかに漫画的な表現「おまえはもう死んでいる!」みたいな表現などもありますが、あくまでエンターテイメントのための演出ですので、気になりません。
しかしそれだけなら、単なる「いい映画」でおわってしまいますが、この映画、ユン・ソイが女剣士ソハの、秘めた一途な恋心をみごとに演じ切っています。また彼女の気持ちを表現する音楽は、控えめながらもとても美しく、タイミングが見事です。ユン・ソイは、指の動き、伏目、こまかい演技がとても切なく美しいです。
エンディングのあとに一つシーンが挿入されています。ここ重要ですのでお見逃し無く。「レオン」「ニューシネマパラダイス」などで涙が止まらなかった方! ハンカチを忘れずに!
歴史アクション大作とのふれ込みですが…
(2008-02-26)
歴史アクション大作とのふれ込み
時は926年の渤海。契丹(きったん)の侵入によって,王子がすべて暗殺された渤海は,国は滅亡の危機にさらされます。渤海に残された最後の希望は,幼少時に政争にまきこまれて追放された王子テ・ジョンヒョン(イ・ソジン)だけです。
渤海最高の女将軍であるヨン・ソハ(ユン・ソイ)に,最後の王子を救うという重大な任務が与えられます。彼女は,渤海の王族を守るため,無影剣(ムヨンゴム)を手にします。
契丹反乱軍の頭目であるクン・ファピョン(シン・ヒョンジュン)は,家門の復讐と自分の野望のために,祖国渤海を裏切って渤海の王族殺害を企てます。そして,彼の腹心である女剣士のメ・ヨンオク(イ・ギヨン)は,ヨン・ソハを倒して最高の座を手に入れようと,執拗に彼女を追います。
果たして渤海人の最後の希望テ・ジョンヒョンとヨン・ソハは,自分たちを追う契丹の勢力に対抗して無事に渤海に戻れるのでしょうか。
ハリウッドからの投資を受け,中国で8ヶ月間に渡る撮影を行った本作は,渤海を背景に繰り広げられる歴史アクション大作として,製作前から大きな注目を集めました。
おまけ:「誰にでも秘密がある」で,この映画の製作会社テウォンエンターテイメントと縁があることもあってか,チェ・ジウがドラマの本筋とは関係ない部分で特別出演しています。ほんの1シーンだけの出演ですが,ワイヤーアクションにも初挑戦しています。