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ゾディアック お気に入りに追加

出版社・発売元:

ワーナー・ホーム・ビデオ

媒体: DVD
ランキング: 35043
発売日: 2007-11-02
カスタマーレビュー

「怖さ」の質  (2008-05-30)
実際にあった事件を元にした映画です。ですからもちろんフィクションです、実際にあった事件だとしても。デビット・フィンチャー監督はやはり「セブン」がとても良かったので、恐らくほぼ全ての作品を見ていると思います。その中では平均点かな?と。


1960年代末から起こった連続無差別殺人事件の、犯人「ゾディアック」、「ゾディアック」からの犯行声明文を送りつけられている新聞社、事件を担当した刑事、その周りの人々、そして被害者の話しです。

残忍で意味不明な殺人シーンをとてもリアルに、きめ細かな映像に仕上がっていて、いつものデビット・フィンチャー作品です。しかし、怖いのは殺人犯「ゾディアック」だけでなく、その事が頭から離れなくなってしまった人々、そして生き残った被害者の方々です。つまり3つグループがあるはずなのですが、前半部分はいわゆる神の視点にカメラを置き、3つの(殺人行為の目的が不明な怖さの犯人=ゾディアック、巻き込まれ理不尽に被害を受ける怖さ=被害者、被害者遺族、偶然か、意図したのか不明な生き残った被害者、正義や報道や警察などの仕事の立場から犯人を追うが見つけられない怖さ=記者や刑事)グループにそれぞれ公平な視点を保っていたはずなのに、主人公の一人である新聞社つきの漫画家であるグレイスミスが自覚的に立ち回るあたりから3つのうちの最後のグループである、記者や刑事に視点が固定されます。そして、1番怖いのは普通の人々が圧倒的チカラ(今回の映画の場合は無差別殺人)を受け、その事に取り付かれてしまった結果、社会的に生きているけれど、生活が破綻していく過程が、とても怖ろしいです。

自身が加害者になる可能性は自分で(ある程度、です自分が狂う可能性は捨てられないですから)コントロールできるにしても、圧倒的暴力や圧倒的チカラにいつ巻き込まれるか分からない世界ですから、とても怖いです。取り付かれ、その事が頭から離れず、生活が崩れ、駄目になっていく事が分かっていても止められない狂気。非常に怖ろしかったです。

ただ、いつものハリウッドの『実話を基にした作品』の典型である、最後の観客に向けての字幕を使った納得させる、腑に落ちさせるための語りかけは止めて欲しかったです、映画なんですから、当然フィクションでしょうが!犯人も結局捕まっていないし、法的に特定できなかった、という怖さが1番怖ろしいのに、分からない事を分からないままにしないのは反則だと思います、事実に忠実に、にこだわって映画にした訳ですから。


しかし、いろいろな意味での「怖さ」に興味のある方にオススメ致します。

この映画の見方をおしえてもらいたい  (2008-03-19)
 労作だとおもう。しかし、話の筋についていくのに苦労した。映画としてどんな意味があるのだろうか。犯人を追求する試みだとはおもえない。では、事件に関与したひとたちの私生活を描くのか。後者のようだが、どちらかといえば謎解きに比重をおいている。
 ドキュメンタリーだというのならば、もっと整理してわかりやすくしなければならない。筆跡鑑定なり暗号解読なりを、もっと追求しなければならないだろう。そのどれを掘り下げても興味津々の謎解きになるはずだが、それはお手軽に片付けられて、肩透かしを喰ったようなような気分だ。
 新聞記者と漫画家そして刑事の三人の運命を追うようにもみえたが、ハードボイルド風な描き方もあって、共感できるほど人物に密着しているのでもなかった。

ドキュメントタッチのスリラーが好きなら。  (2008-01-31)
この映画は、それほど面白い作品ではない。ゾディアックというものに興味や関心がなければ、見ても何とも思わないからだ。派手なアクションや銃撃戦があるわけでもなく、途中で飽きてしまうだろう。この作品は、ゾディアックという殺人者より、この事件を通して記者や刑事たちの人生が翻弄されていく物語に主眼がおかれている。特に臆病な(新聞)風刺漫画家が取り付かれたように何十年にも渡って、この事件を捜査していく姿に興味や関心を引かれるかどうかで、この映画の価値を見出せるか否かだと思う。 ドキュメンタリータッチというか、事実をありのままに淡々と進行していくので、作品にメリハリがあるとは感じなかった。こうならざるおえなかった作品というべきだろう。結局犯人がわからず、起訴の検討準備中に容疑者が心臓発作で死亡。DNA鑑定も不一致。迷宮入りのまま捜査を打ち切りながらも、いまだ(ある地域では)捜査中、とは最後のクレジットの字幕でモヤモヤした感じは拭い切れない。

UMDで良かった・・  (2007-12-31)
やはり「セブン」や「ファイトクラブ」の監督ということで期待してしまいますよね。
大画面の方が引き込まれるのは確かだと思いますが値段的にUMDにして良かったです。
くらべる気はありませんが上記2作はいい意味で澱んだ感じと陰鬱さが重厚感を醸し出してましたが、
この作品は何か小ざっぱりしてました。個人的には主要演者の好きな食べ物やクセみたいな演出や
セリフがしつこいと言うより小細工というか、ウザかったです。やっぱり重みが足りないせいかな?
無駄に長いように感じたのもそう言った全体のバランスが物足りなかったからかな。
普通に見るぶんには十分楽しめますがレンタルでもいいと思います。

流れが退屈でした  (2007-12-19)
私には退屈な映画でした。これといってスリル感もさほどなく(苦笑)。

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