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アポカリプト お気に入りに追加

出版社・発売元:

ポニーキャニオン

媒体: DVD
ランキング: 5999
発売日: 2007-11-21
レビュー (Amazon.co.jp)
   メル・ギブソンが『パッション』に続いて、英語以外をセリフに使って監督した1作。崩壊寸前のマヤ文明を背景にしているのだが、興奮と衝撃がノンストップで続く、アクション娯楽作に仕上がっている。小さな村で狩りをして暮らす青年ジャガー・パウが、マヤ帝国の傭兵に捕らわれ、生け贄にされかける。すんでのところで自由の身となった彼は、追っ手を逃れながら故郷の村をめざす。セリフのマヤ語を始め、メキシコやコスタリカでのロケ、マヤ文明を再現したピラミッド、ほぼ全編を半裸姿で通す無名のキャストたち…。メル・ギブソンの執念とも言える作りに恐れ入るばかりだ。
   ピラミッド上での首切り処刑。人間の顔を食いちぎるジャガー。生け贄をわざと広場に逃がして「人間狩り」を行うなど、要所にショック度満点のシーンが挿入される。ジャガー・パウの逃亡アクションの演出もスピーディで、とにかく息つくヒマがない。メル・ギブソンは新開発のデジタルカメラを使うことで、ジャングルの夜を松明(たいまつ)の火だけで表現するという、新たな映像表現にもチャレンジした。「文明は内部から崩壊する」というテーマはあるものの、これは、ひたすら映像に圧倒される作品だ。主人公の恐怖と勇気を体感するわれわれは、映画のラストへ向けて、体内のアドレナリンをぐんぐん上昇させてしまう。(斉藤博昭)

カスタマーレビュー

どぎついまでの幻想のメキシコ  (2008-08-27)
これは面白い。「パッション」でのアラム語・ラテン語の再現と同様メキシコの奇怪な土語でセリフが作られているが、それはどうでもよい。まさにどぎついまでの異文化・前近代的世界の映像再現がすごいインパクトで迫る。リドリー・スコットそこのけの流血描写が仮借ない迫力で押しまくる。バクの解体、生きた蟻を使った裂傷治療、格闘シーンでの撲殺、心臓を抉り出す人身供儀、生首コロコロ、青く塗られた首なし死体の山、蛙の毒を使った吹き矢攻撃、罠による串刺し、水中での出産など刺激の強いシーンのオンパレードである。しかし終わり近くにイベリア半島からの侵略者の姿を見せて題名である黙示録(アポカリプト)の意味を暗示する。それは中南米旧世界の崩壊と苦難の未来、そして再生への黙示なのだろう。惜しむらくは主人公の妻子に対する思いがもう少しきめ細かく描かれていればドラマにふくらみがあったろう。

歴史サバイバルアクション  (2008-08-26)
古代マヤ文明期のある平和な部族が、干ばつと疫病で疲弊した都市国家の生贄に捧げられるため蛮族からの襲撃を受ける。族長の息子だけが命からがら脱出に成功し、仲間のリベンジをはたす歴史サバイバルアクションだ。部族の生活やマヤ都市国家を再現するにあたって詳細な研究の跡がうかがえ、全編を通じてマヤ語で展開されるという、時代考証性に相当の配慮を払った本作品には、専門家からも賛否両論の批判があがったらしい。

『文明は内側から崩壊する』という映画冒頭のテロップから、古代文明崩壊の謎を探った歴史ミステリーものかなんかと想像してこの映画を見ると、えらいしっぺ返しを受けることになる。R−15の指定を受けただけあって、部族が狩られるシーンや生贄シーンなどは残酷この上なく撮られている。<史実に忠実>というフィルターをかますことによって、映画はどこまで暴力を描くことが許されるのかというタブーに挑戦した作品のようにも思えるのだ。

メル・ギブソンが本作品の細部にいたるまで歴史考証にこだわった理由がそれだけとも思えないが、この映画の見所がマッド・マックスなみのむごたらしい人間狩りのシークエンスであることは疑いようがない。追われる者から追う者へ。族長の息子がジャガーのごとくジャングルを疾走するシーンは迫力満点。別に無理してマヤの都市国家を再現しなくとも、ジャングルの攻防だけで十分映画になったと思われる1本だ。

本当に役者使ってんの?究極のRealismを追及した監督に拍手!  (2008-08-25)
兎に角、Violence Sceneのエグイ事。
冒頭の猪を串刺しにするSceneでいきなり度肝を抜かれる。
見せ場の殆どが暴力描写だから、観ていて辛くなってくる事も確かだが、悔しいかな、それだけScreenに引き込まれてしまうのも確か。
特に、主役が自分にとって庭のような森の中に逃げ込んでからのStory展開は、Speedyで緊迫感漲り、Suspenceとしても見応え十分。
Jaguarに追いかけられるSceneは映画史に残るぐらいの迫力だ!

Review Title通り、出演者の連中がホンマニどっかの原住民を見つけてきたんとちゃうかと思えるぐらい、野性児ばかりで、このRealismの追及が作品を更に際立たせる所以でもあります。
もし、顔に泥塗りたくった白人役者を使っていたら、興ざめしていた事でしょう。
確かにマヤ文明についての時代考証には嘘もあるんでしょうが、この作品はあくまでも娯楽作品だから、そんな野暮な事をここで論じるのはNonsenceでしょう。

Lastも秀逸で、文句付ける箇所が無いように思えたのですが、一箇所だけありました。
主役の妻の歯が真白なのはイカンでしょ。毎日、歯を磨いてるなんて言い訳は駄目です。

衝撃的です。  (2008-06-22)
マヤ文明の崩壊前夜を描いた作品のようです。

とある村で狩猟で生計を営んでいた男性が連れ去られて生け贄にされそうになります。殺される直前に奇跡的に脱出した彼は妻と息子が待つ村へ追っ手から逃げながら帰っていく話です。

ピラミッドでの首切り処刑。人間の顔を食いちぎるジャガー。生け贄をわざと広場に逃がして行う「人間狩り」。逃げながら追っ手を殺すシーン。絶えず人間の死が表現されていて衝撃を受けるので面白いと感じるかどうかは個人の主観によるところが大きいと思います。

生と死が表裏一体なのを強く感じさせられました。

総合的には及第点。迫力有。文化表現はリアル。  (2008-06-15)
主人公がとにかくジャングルを走っているシーンばかり...スピード感溢れる作品です。
ストーリーは、とにかく単純。
主人公の村が襲われ、主人公は家族を隠すが、自身は連行されてしまう。
そして、主人公は家族の下へと走る...それだけです。
本作品の良さは二つ。
一つは、見事な文化表現。本物と見紛うピラミッド、マヤ文明の血の儀式。
入れ墨や半裸の姿等も含め、忠実に再現されています。
そして、主人公の逃走劇のスピード感。迫力満点です。
ラストは、びっくりします。賛否両論分かれると思いますが、予想出来ない点では、なかなかと言えるかもしれません。

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