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2008/08/28 22:33:11 現在
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出版社・発売元:

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

媒体: DVD
ランキング: 21099
発売日: 2007-11-02
レビュー (Amazon.co.jp)
   ロンドン郊外の中等学校に赴任してきた美術教師シーバ。美しい彼女に目を奪われた同校の歴史の教師バーバラ。厳格な教育と歯に衣着せぬ物言いで、生徒と同僚から煙たがられていた孤独な老女バーバラは、シーバに接近する。一方、シーバは年の離れた夫とふたりの子供の母親でもあった。しかし、幸せなはずなのにどこか満たされない気持ちを抱えていた彼女は、自分に近づいてきた男子生徒と深い関係になってしまう。その情事を目撃したバーバラは、彼女の秘密をちらつかせながら、シーバとの関係を深いものにしようとする…。
   孤独な独身老女の歪んだ友情をジュディ・デンチが凄味ある演技で見せる。心を許した親友とは一心同体のような関係を結びたい彼女は、シーバを束縛する。握った秘密を暴露すると脅しながら、シーバを縛りつけようとするバーバラの憐れなこと。下手な役者が演じたらB級サスペンスになってしまうところを、デンチはバーバラの心の闇をスクリーンに注いでいく。彼女の怖さがジワジワと物語を覆っていくプロセスは背筋が凍るようだ。ケイト・ブランシェットは、心の隙をバーバラに見抜かれ、グイグイ入り込んでいく彼女にとまどい、動揺し、精神が壊れそうになるシーバをデンチに引けをとらない名演。ふたりがこの作品でアカデミー賞の主演と助演でそれぞれ候補になったのも納得だ。監督は『アイリス』のリチャード・エアー。(斎藤 香)

カスタマーレビュー

寂しい女の物語  (2008-03-25)
主役の2人は一見対照的だが、

抱えている「寂しさ」では共通している。。。

心理描写がすごくリアル。

とくに後半、自分の事が日記に綴られているのを知ったケイトブランシェットの狂ったような演技がすごかった。

あとに続くエンディングが何とも恐い。

孤独に蝕まれる愛憎  (2008-02-29)
演じる者の力量によって、映画の完成度は高くなったり低くなったり
するのだと、この映画を観て改めて感じることしきり。それほどまでに、
ジュディ・デンチとケイト・ブランシェットのスケールの大きな演技は、
この映画に深みとコクを与えていた。

孤独の中で愛を求め続け、その愛の重力に自身が押しつぶされていく
過程をここまでシュールに醜く演じたジュディの気迫には、素直に脱帽。
生徒との肉欲に溺れていく女教師を演じたケイトの無邪気な淫靡さも
なかなかオツである。

愛の美しさばかりを強調する昨今の映画に嘘臭さを感じている人間には、
この映画の醜さはリアルに心に沁みること間違いなしだ。

いけない事  (2008-02-18)
以前から気になっていた作品ですがようやく見ることができました。
作品の捉え方は人それぞれだと思いますが、最後までドキドキしっぱなしでした。設定自体は教師と生徒という昔からよくある禁断のストーリーですが、ケイト・ブランシェットが大人の色気をいかんなく発揮しており見応え十分です。

グロテスクな、あまりにグロテスクな  (2008-01-10)
世間知らずで目の前の誘惑に抗うだけの強さと賢さを持たないシーバは無防備で哀れだが、そんなシーバに行為を持った瞬間から視野狭窄的にのめりこみ、秘密を知った後は束縛し支配しようとするあまり彼女に対する嫉妬と憎悪をも募らせてゆく孤独な老女教師のバーバラは救いようもなく哀れで醜怪だ。シーバに対する歪んだ執着を無意識のうちに正当化しようとしてか、自身の同性愛的性向を「友情」という言葉に置き換えているのがそらぞらしくもやるせないが、それでも覆い隠せないグロテスクな心のうちを凝縮して見せたのがあの恐ろしくも衝撃的な入浴シーンなのだろう。そこから目をそらすことすら許されない醜悪な内面を表現するために、画面上で恐らくは実物よりもネガティブに誇張されることを承知で老いた裸身を晒したジュディ・デンチの女優魂には恐れ入る。
終盤、ストーリーは破滅に向かって一挙に加速していくが、オスカー女優二人と名優ビル・ナイがとにかく巧くて、B級サイコホラーになりかねない展開に渋みと深みを持たせているのは流石。しかし、ラスト、まるで何もなかったかのように新しい獲物に声をかけるバーバラの微笑みは下手なホラーよりコワくて、恐怖がじわじわと背筋をはいのぼってくるようだ。見応えあり。

とっても面白い!!是非見てみてください!  (2008-01-02)
 とっても面白く、作品の世界に惹きこまれ、最後まで飽くことがなく、それ以上(もっと見たい!!)でした。
 バリバリのアクションは疲れるし、かといってヒューマンドラマや恋愛ものも地味で退屈しそうだし、コメディは深みがないし・・・とTsutayaのDVDに目を泳がせていると、目に留まったのがこれ。DVDのジャケットや説明書を見てからじゃないとどんなDVDも借りない私・・・ああ、何年か前におこったあの事件が元になっているのかぁ・・面白いかなぁ?・・このDVDのジャケットの雰囲気がなんかいい感じだなあ・・
 実際見てみると、徐々に徐々にブローが効いてきて盛り上がってくる!異常でありえない(私はそう思う。)世界。美しいケイトがどうしてあんな子供に?年配の女教師は寂しすぎたんだろうなぁ、不愉快でゆがんでる・・けど、痛々しいなぁ。ケイト演じる美しい女教師の娘さんは大変!受け止められないよね、きっと・・関係はどうやって修復するんだろう(実際の事件もお子さんがいたのかなぁ、と想像してオロオロ)。旦那さんは、、といろいろなことを思いながら最後まで楽しめた。短く感じられ、それがつまんない!(それほど面白かったってこと。まぁ、これ以上年配女教師の不気味さを見なくて済むけど。)実際はどうかわかんないけど、こんな悪い子供(←ケイトと恋仲になる学生のこと。)いたの(いるの)?
 絵画的美しさを映像に感じ、それがあの不気味さと異常さの世界の中で、作品をうまい事和らげ、神秘さを与えている。日常といえば日常、非日常といえば非日常。ケイトの美しさが大きな役割を果たしている。

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