色鮮やか!
(2008-09-16)
1作目よりさらにジブリチックになった気がしますが、ジブリよりも更に自由で楽しく、
色鮮やかでダイナミック!とても面白かったです。
半端サイクリストの私には計り知れないロードレースの過酷な世界に手に汗握り、
実写では不可能なギアチェンジなどの描写にはうなり、日本の美しい景色にも感動!
また茄子食べて終わりましたが、次回作があればどんな国でどんな茄子食べて終わるのか?
楽しみに待ってます。
視覚的にもこれだけ美しいこの作品なら、ブルーレイでも出していただけると嬉しいです。
満点回答ではないか
(2008-05-01)
素っ気ない短編である原作をどこまで膨らませてアニメ作品に仕上げてくるのかが見物であったが、これは期待を裏切らない高品質な解答だと思う。 原作では明るい同僚選手として登場するチョッチを、マルコ・パンターニの悲しい最後に想を得たことが明らかな世界王者の同郷の後輩と設定し、最後のチョッチのスプリント勝利に新しい意味を持たせたこの脚本は、評者は素晴らしいと思う。同じく原作にはなかったぺぺの落車も、そこから鬼の追い上げでチョッチを引き、最後のスプリントに繋げるという伏線になっていて、これはこれで納得。この展開が実現するためにはぺぺがルーラーかTTスペシャリストとして相当に高い能力を持っていなければならないが、前作で単騎逃げでブエルタの平地ステージを獲っていることと、今作の前半でTTで前走車に追いついている描写が入ったこととで、ある程度その辺も感じさせる演出となっている。作品クライマックスで、チョッチが死んだ世界王者の幻影を見た直後に雨が上がり、虹が立つ演出(虹=アルカンシェルは自転車の世界王者のメタファー)などは、見ていてゾクゾクした。実は原作では雨は降っていないのだ。これは何度でも見たい作品だ。
サブタイトルに意味は?
(2008-03-17)
自転車レースを扱った話としては、レベルが高くて面白いんじゃないだろうか?
そこそこリアルな描写があり、そこそこアニメ的な要素を盛り込んで、バランスの良い作品だ
と思う。
ぺぺ役の大泉洋の声優ぶりも悪くない。
前回と異なり、今回はチーム戦にもウェイトが置かれている。
舞台がジャパンカップなので、狭い周回コースとなるが、自転車レースの迫力は存分に伝わっ
てくる。
ただ、アウェイでの試合なので、選手の背景が描きにくかったのか、レース以外の部分の描
き方は薄い気がする。
いずれにしても、「アンダルシアの夏」とともに好きな作品です。
世界中をぺぺは走るのだろうか??
(2008-03-14)
この題名で、渥美清の『男はつらいよ』を思い出すのは私だけではないだろう。
しかし、今回は まことに 自転車レースの 深い内容を みさせてもらえてうれしかった。
舞台は主人公ぺぺの故国スペインから日本国にとんでいる。
日本に、「ジャパンカップ」というレースが定期的に行われていることを初めて知った。
とにかく 第一作では ぺぺをとりまく人間模様が描かれていたが 今回はレースそのものに焦点を絞っている。
すごい、すごい。
来年は引退する同僚と共にぺぺは自転車を走らせ続ける。走る。走る。集団の群れから抜け出したり、大雨の中ひっくり返ったり、尻を出しながらぺぺは走る。そして、同僚のチョッチは優勝する。
彼らのチームの世話をする女の子がかわいい。
相思相愛で日本に帰化するのかと思ったがどうもそうではなさそうだ。
ザンコーニという不思議な人物はこの作品の魅力をます。訳のわからないことが 必要なのだ。
原作者の意図を超えて、高坂監督は、山田洋二のごとく 全世界の自転車レースの場で ぺぺを走らせていくのだろうか。
宇都宮は茄子がおいしいのだろうか。ともかくさわやかな作品。怒り狂っている日々、時にはこのような作品を観ると人間ていいなぁと思うのだ。
自転車レーサー
(2008-02-28)
アンダルシア・・とスーツケースの・・を観た素直な感想は、とても面白かった!
レースの戦略やチームメイト同士のサポート、またライバルチーム同士であっても、集団となれば交代で前引きをやるなど、知識の無いの僕にとってはとても興味深いものでした。
自転車レースの知識がある方は、こんなレース展開は無いとおっしゃるでしょうが、これはドラマでありアニメです。
ドラマチックな演出がなければ、物語にならないと思いますのでこれでOKです。
僕は二輪と四輪のレースファンですが、自転車レーサーはF−1パイロットやモトGPライダーより数段カッコイイと思いました。
失敗だったのは、スーツケースの・・を先に観て、後からアンダルシア・・観てしまった事です。
アンダルシアは最後が少し切なくブルーになってしまうので、その後に明るく終わるスーツケースの・・を観ないと切ない気分を引きずってしまいます。